
2025年10月、恵比寿の食器専門店を訪れた日本テレビの瀧口麻衣アナ(左)とフジテレビの高崎春アナ
10月下旬、東京・恵比寿の街を美女2人が、まるでデートのように肩を並べて歩みを進める。2人はお目当ての食器専門店に到着すると、慎重に陶器を手に取り、どれがいいか見比べる。はた目にも仲がよさそうだ。
グレーのスウェットに黒のスカートをあわせ、笑顔を振りまいていたのは、日本テレビに2024年に入社した瀧口麻衣アナだ。テレビ局関係者がこう話す。
「瀧口アナは真面目な努力家だと聞いています。幼いころからアナウンサーになるのが夢だったため、大学時代はアナウンサースクールに通い、2年生のときに『第2回学生アナウンス大賞』でモデルプレス賞を受賞。3年生のときには、すでにセント・フォース関西に所属して活動していました。
高校時代には、薙刀の国体で優勝して日本一に輝いてもいます。パン好きで、大学時代にはドーナツ店で働いていました。周りから愛されるタイプで、華があり、アナウンサー街道まっしぐらの “王道” タイプです。
近年は情報番組やバラエティ番組を希望するアナウンサーが多いなか、瀧口アナは珍しく報道希望。『news every.』のスポーツコーナーにもたびたび出演し、落ち着いたトーンの口調が人気です。
やる気が感じられるからか、周囲は “期待のホープ” として大切に育てようと温かい目で見守っていますよ」
そんな瀧口アナと一緒に、恵比寿でのひと時を満喫していたのは、フジテレビに2024年に入社した高崎春アナ。
「高崎アナは、日本赤十字看護大学看護学部出身という異色の経歴の持ち主です。看護師免許を持っているだけあって、『ナース』 の愛称で呼ばれることもあります。
現在は『めざましテレビ』のエンタメキャスターとフィールドキャスターに就任しています。共演者への接し方が丁寧ですし、ハツラツとしたキャラクターと爽やかな笑顔が朝番組にハマっています。
じつは、高崎アナは瀧口アナと同じで大のパン好き。大学時代はパン店や料亭でバイト三昧で、今でも休日はパン店めぐりをしているそうです(笑)」(前出・テレビ局関係者)
ライバル局としてしのぎを削る日本テレビとフジテレビだが、局の垣根を越えた女子アナ同士の交流は意外に多いのだという。女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏がこう話す。
「東京の大学に通っている人は、基本的にキー局運営のアナウンススクールに通っているでしょうから、接触する機会も多いだろうと思います。キー局に採用されるような逸材だけに、学生たちのなかでも目立つ存在として意識しあうこともあるでしょう。
また、アナウンサー試験で最終面接あたりまで進めるのは、そうとう限られてくることもあり、苦労を乗り越えたということで連帯感も芽生えるはず。
実際、元フジテレビの加藤綾子アナ、元TBSの枡田絵理奈アナ、テレ東の相内優香アナの3人は学生時代から交流があって、フリーになってからもプライベートの3ショットをSNSにアップしています。
ひと昔前は他局アナ同士の交流が話題になることはあまり多くありませんでしたが、SNSが浸透したことで、女性アナウンサー同士の意外な “友情” が話題になることが多い印象です」
パン好き “同期” との休日で、しっかりリフレッシュできたことだろう。
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