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「ふだん質の悪い客の前でしかネタやってない」 霜降り明星・粗品、エルフへの“辛口すぎる審査”に賛否

芸能 記事投稿日:2025.12.14 17:30 最終更新日:2025.12.14 19:29

「ふだん質の悪い客の前でしかネタやってない」 霜降り明星・粗品、エルフへの“辛口すぎる審査”に賛否

霜降り明星粗品とエルフ荒川(写真・本人Instagramより)

 

 霜降り明星粗品が、12月13日放送の『女芸人No.1決定戦 THE W 2025』 (日本テレビ系)で、お笑いコンビのエルフに対し辛口コメントをしたことが賛否を呼んでいる。

 

「4年連続4度目の決勝となったエルフはB組のトップバッターとして登場。彼氏の実家に一人であいさつに乗り込むギャルというネタを披露しました。初出場コンビ・パンツ万博には満票で勝ったものの、 続くニッチェには3‐4の僅差で敗戦。『THE W』初の審査員となった粗品さんはニッチェに1票を投じていました」

 

 だが、ここで粗品はエルフに辛辣な講評をし始める。

 

「粗品さんは『漫才コントにこんなん入れておけば評価されるやろ…みたいな思惑が客に透けてしまうレベルの稚拙さ』『ふだん、質の悪い客の前でしかネタ試せてないから、こんな全国の賞レースの決勝戦であんなことやってしまう』『おもろない客を笑かしてるようやったらアカン』などとダメ出ししたのです」(芸能記者)

 

 すると、控えの席で待機していたエルフの荒川はいつもの柔和な表情は消え、激しい怒りを押し殺して粗品の言葉をさえぎり、「粗品さーん!」と呼び掛けた。

 

「それでも粗品さんの勢いは止まりませんでした。ただ、今度は『エルフ!フリスクのボケも、「家族になりすぎてる」とか、ちゃんと通用することも言ってる。荒川はキャラも立ってておもろいし、(相方の)はるもツッコミ上手い』と褒め、『シャバいやり取りをネタから削って渋いやり取りを増やして頑張ったら絶対女王どころか、王にもなれます』と、つまりは『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)でも通用すると言ったのです」(同前)

 

 だが荒川は辛抱たまらず、「粗品さん!すいません、ホントにありがたいんですけど、Wから出て行ってくれませんか!迷惑なんです」と一切笑わずピシャリ。すると粗品は本気で漫才を審査したにもかかわらず、そう言われたことがよほどショックだったのか一瞬フリーズするも、「……スカしたな。お前もスカしたな。分かった、わかった」と、その後の言葉を飲み込んでいた。

 

 エルフはその後、視聴者投票による敗者復活でファイナルラウンドに進むも、ニッチェの優勝で終わっている。

 

 今回の粗品のコメントに対して、X上では《愛しかない》との共感も寄せられる一方、《質の悪い客って言葉は本当ひどいね》との批判もあり、ファンの反応は割れている。この粗品のコメントについて放送作家はこう語る。

 

「粗品さんは、何をしても笑ってくれるようなファンに対してではなく、テレビの前の彼女たちを知らない視聴者にも届くくらいに漫才を作り込めという叱咤激励の意味で言ったのでしょう」

 

 一方、「Wから出て行ってくれませんか」という荒川の返しにも《芸人として面白く返して欲しかった》という指摘が寄せられている。

 

「荒川さんは、粗品さんの講評を自らサゲてしまいましたよね。ただ自分たちの漫才をこき下ろされたことより、会場に来てくれた客を貶めるような表現が許せないという気持ちもあったのかもしれません。いずれにせよ、どちらも本気でお笑いと向き合っていたのは間違いないですよ」(同前)

 

 来年が楽しみである。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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