12月14日、横浜流星が主演を務めるNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の最終回が放送された。1年間にわたる物語の陰には、横浜のストイックな役作りがあったようだ。
『べらぼう』は、多くの浮世絵師や作家の才能を見出し、世に送り出した江戸時代の出版人・蔦屋重三郎の波瀾万丈な人生を描いたもの。最終回では、蔦重が脚気に倒れ、彼を愛した仲間たちに看取られる様子が描かれたが、放送前から、横浜のビジュアルの変化が注目されていた。
「11月4日、『べらぼう』の公式Instagramに、クランクアップ時の横浜さんの写真が投稿されたのですが、SNSでは『頬がこけてる』と“激やせ”したその姿が話題になりました。横浜さんは、最終回当日におこなわれたパブリックビューイング&トークショーで、病に伏して衰弱する蔦重の役作りのため、約5kg減量したと明かしたのです」(スポーツ紙記者)
ラストシーンで横浜がやせた“答え合わせ”になったが、Xでは
《本当に痩せたなぁすごい》
《何かのイベントで見た横浜流星ずいぶん痩せたなぁと思ったら、この最終話の撮影の為に体重落としてたのね》
など、驚きや納得の声が聞かれている。あらためて、圧巻の役作りが注目されたようだ。
「トークイベントでは、共演した高橋克実さんが『本人の努力でやせ始めて、大好きな炭酸飲料もタンメンもやめてました』と、横浜さんが食事制限していたことを告白していました。また、横浜さんも『べらぼう』の後に撮影した別の作品でもやせる必要があったと語っています。2026年秋公開予定の映画『汝、星のごとく』で主演を務める横浜さんですが、この映画では複雑な家庭環境で居場所を失った青年役を演じるため、この役作りではないかと予想するファンもいました」(芸能担当記者)
横浜は、2019年のドラマ『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)でブレイクを果たし、多くのドラマや映画に出演してきた。2025年は、大河ドラマに加えて、映画『国宝』で名門歌舞伎の一族に生まれながらも葛藤を抱える御曹司役を好演するなど、まさに飛躍の年となった。しかし、本人は次の目標を見据えているようだ。
「横浜さんはトークイベントで、『来年、自分はプロデューサー業にも挑戦したいと思っているなか、蔦重というすごいプロデューサーを演じることで、いろいろなことを吸収できたら、という思いでいました』と話し、プロデューサー業に意欲を見せたのです。
かねてから、横浜さんはバラエティ番組などで、自分と同様に武道経験者でアクションに定評のある岡田准一さんを気になる俳優としてあげていました。2025年11月、岡田さんがプロデューサーを務めたNetflixドラマ『イクサガミ』にも出演しました。横浜さんがプロデュース業に進出すれば、岡田さんに一歩近づくかもしれませんね」(同前)
大河主演を機に、横浜はさらにステップアップしていきそうだ。
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