
『紅白歌合戦』の曲目を変更した星野源
12月16日、『第76回NHK紅白歌合戦』の新たな出場者が発表され、ソロデビュー15周年を迎えた星野源が、2025年も出場することが明らかになった。
「星野さんは『特別企画』での登場で、事前収録だそうですが、2024年に続いて11回めの出場となります。出場自体はすばらしいことですが、前回の『紅白』では“ひと騒動”あっただけに、彼の心にも期するものがあると思います」(芸能担当記者)
2024年の『紅白』では、本来、2013年にリリースした『地獄でなぜ悪い』を披露する予定だった星野。くも膜下出血で活動休止していた時期に作られた、彼の人生のなかでも大切な曲だった。
「これはもともと『紅白』の担当者から、『いま、苦しい時代を生きる人々を勇気づけてほしい』という熱烈なオファーを受け、選定されたのです。ところがこの歌が、性加害疑惑を報じられた映画監督・園子温氏の手がけた同名作品の主題歌であることが、クローズアップされました。SNSなどで『二次加害だ』という批判が寄せられたことを受け、NHKは本番5日前に急きょ、歌唱曲が『ばらばら』に変更になったと発表したのです」(同前)
その『紅白』のステージで、星野は歌い出しまで15秒以上沈黙したままだった。さらに終始、硬い表情で歌っていたことが話題となった。
「静かな怒りを示していたと注目されました。その直後に出演したラジオ番組では、リスナーからのメールを読みながら言葉をつまらせ、号泣する様子も見て取れました。
そんな“屈辱的”な経験から1年、2025年の紅白への『特別企画』での出場発表は、ファンからしても複雑でしょう」(同前)
実際、Xでは《源さん紅白おめでとうございます!!!》と祝福する声があがる一方で、
《このニュースビックリしたわ》
《去年あんな目にあった源ちゃんがまた紅白出るのかと思うと色々複雑。。。》
と、さまざまな心境が交錯している。音楽レーベル関係者が語る。
「今回、彼が披露する曲は『創造』です。これは2025年、約6年半ぶりに発表したオリジナルアルバム『Gen』の制作の原点となった一曲です。ものづくりへの想いが込められ、ゲーム『スーパーマリオブラザーズ』35周年のテーマ曲として提供されました」
ファン、そして星野本人にとっても、特別な『紅白』になることは間違いないだろう。
![Smart FLASH[光文社週刊誌]](https://smart-flash.jp/wp-content/themes/original/img/common/logo.png)







