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嵐『紅白』不出場報道でファンが思い返すNHKの“排除”の過去…“いまさら”の依頼に抱かれる拒否感

芸能 記事投稿日:2025.12.17 13:30 最終更新日:2025.12.17 13:30

嵐『紅白』不出場報道でファンが思い返すNHKの“排除”の過去…“いまさら”の依頼に抱かれる拒否感

2026年春の解散コンサートを発表した「嵐」

 

 国民的グループ・が再び『紅白』の舞台に立つ――。そんな“年末の夢”は、2025年もかないそうにない。

 

 12月15日、「サンケイスポーツ」は、嵐が『第76回NHK紅白歌合戦』への出演オファーを辞退したと報じた。

 

「“ジャニーズ問題”が社会問題化してから時間が経ち、STARTO ENTERTAINMENT社のアーティストの出演が解禁されたことで、King & PrinceとSixTONESの出場が決まりました。その一方でSnow Manは辞退するなど、同社のなかで『紅白』への優先順位が変化している可能性も指摘されています。

 

 しかし、嵐と『紅白』は深い関係を築いてきたことで知られています。2009年、デビュー10年めで『紅白』に初めて出場し、2010年からは5年連続で白組司会務めるなど、NHKにとって番組の看板的な存在となりました。2020年、活動休止前に5人がそろって立った最後のテレビ出演も『紅白』でした」(芸能担当記者)

 

 その流れが、唐突に断ち切られたのが2023年だった。

 

「BBCのドキュメンタリー番組『Predator: The Secret Scandal of J-Pop(J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル)』が2023年3月に放送されて以降、国内外で故・ジャニー喜多川氏による性加害問題が大きく取り上げられました」(同前)

 

 すると、NHKは同年9月、旧ジャニーズ事務所との新規契約を一時停止すると発表。2023年末の『紅白』は、ジャニーズ関連タレントの出演が見送られた。さらに「旧ジャニーズ所属タレントの番組出演やレギュラー起用を当面控える」との方針を示し、Eテレやラジオなどで放送されていた『ザ少年倶楽部』『ニュージェネ!』をはじめとする番組の終了が発表された。長年、続いた人気番組がいっせいに姿を消すこととなったのだ。

 

「嵐は当時、すでに活動休止中でしたが、メンバーが旧ジャニーズ事務所とエージェント契約を結んでいたという理由から、例外扱いされることはありませんでした」(同前)

 

 こうした経緯から、『紅白』不参加の報道に、一部のファンからNHK側への不満が出ている。

 

《え?nhk嵐に紅白打診とかしてたの??厚顔無恥にも程があるだろうよ》

 

《話題性とか視聴率のために利用されなくていい、特にNHK。メンバー冠音楽番組さえ出てないのに紅白だからと特別扱いされるとでも?おこがましいわ》

 

「本来なら、『紅白』は “音楽の祭典” として公平であるべき場です。しかし、一度“排除”の姿勢を取った過去があるのに、いまさら出場を依頼するのに拒否感を示す人が出てくるのも仕方がないでしょう。

 

 一方で、嵐がまさに国民的なアイドルであることも事実。最後に年末を象徴する番組で活躍するところを観たいという人が多いのも事実でしょう」(芸能ジャーナリスト)

 

 いずれにせよ、少し寂しい年越しになるのは間違いない。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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