
宮司愛海アナ
12月17日、夕方の情報番組『Live News イット!』(フジテレビ系、以下『イット!』)が、2026年春に全面リニューアルし、出演者を一新することが発表された。ただ、このリニューアルで降板になった女子アナウンサーに同情が寄せられている。
同番組のメインキャスターは、元NHKでフリーアナウンサーの青井実とフジテレビの宮司愛海(まなみ)アナウンサーが担当してきた。しかし、突如2人の降板が取りざたされた。
「16日の『WEB女性自身』で、青井さんと宮司アナが2026年3月で降板することが決まったと伝えられました。青井さんは2024年、宮司アナは2022年からメインキャスターを務めてきましたが、記事によれば、経費削減を理由に出演者の変更が決まったとされています。
報道翌日、2人の卒業とあわせて、2026年春から、榎並大二郎アナと山崎夕貴アナが新キャスターを務めることが発表されました」(スポーツ紙記者)
2025年、フジテレビは中居正広の女性トラブルを発端とする騒動によって、大きな注目を集めた。平日の夕方の “顔” を一新することになったが、Xでは
《青井さんはなんとなくそうなりそうな気はしてたけど宮司アナも!?》
《宮司さんはとばっちりだよ、可愛そう》
《宮司アナはなぜ降板しちゃうのだろ?普通に榎並&宮司でよかった気もするが》
など、宮司アナの降板に動揺する声があがっている。「イットコンビ」に対する反応が分かれたのは理由がある。
「1月のフジテレビの10時間を超える会見の際、午後4時から『イット!』内で生中継し、青井さんと宮司アナが進行を務め、中継終了後の深夜にも2人で10分ほど会見の解説をおこないました。
長時間、スタジオで仕事を全うした2人を評価する向きも多かったですが、青井さんは、4月にフジテレビがコンプライス違反があったことを発表。発表によれば、番組スタッフを強い口調で叱責したとされ、本人も自らの言動を番組内で謝罪しました。
“パワハラ疑惑” で厳しい目が注がれた青井さんに対し、宮司アナは7月6日の検証番組『検証 フジテレビ問題~反省と再生・改革~』の進行を務めるなど、大役にも選ばれました。今回、コンプライス違反があった青井さんと一緒に番組から外れることになり、巻き添えのような印象を受けた人もいたようです」(芸能記者)
宮司アナは2015年にフジテレビに入社し、『めざましテレビ』や『めざましテレビアクア』のキャスターを担当。2018年にスポーツニュース番組『S-PARK』のメインキャスターに起用されたのを機に、スポーツ番組で頭角を現していった。
「2020年の東京オリンピックや2022年の北京冬季オリンピックなどで競技中継番組のキャスターを務め、視聴者からも好評でした。スポーツでの活躍が評価された矢先、2022年10月から『イット!』のメインキャスターに就任し、報道番組での起用が増えたのです。
フジテレビをめぐる騒動でも、会社の上層部の対応に厳しい姿勢を見せ、視聴者の信頼を手に入れていました。それだけに、苦難続きの宮司アナに同情する向きも多いようです」(同)
2026年、フジテレビの夕方を支える番組はどのように生まれ変わるのか。
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