
『Live News イット!』(フジテレビ系)でメインキャスターをつとめる青井実アナウンサー
12月16日配信の「WEB女性自身」が伝えたのは、ニュース番組『Live News イット!』(フジテレビ系)のメインキャスター降板報道だった。
「同誌によれば16日、フジの社内で『イット!』の緊急会議がおこなわれ、元NHKアナウンサーの青井実さん、フジテレビの宮司愛海アナウンサーが2026年3月をもって降板すると、スタッフに発表されたといます。経費削減が大きな理由とされています」(芸能記者)
青井はNHKでアナウンサーとして21年間、活躍。2024年2月に退職し、同年4月から『イット!』メインキャスターを務めていた。鳴り物入りで激戦の夕方のニュース枠を任された形だったが、醜聞が飛び出したのは2025年4月のことだった。
「青井さんにパワハラ・コンプライアンス違反があったとして、フジテレビが厳重注意したと発表されたのです。2024年5月ごろ、リハーサル中にフリップの演出が上手くいかなかったことに対し、スタッフを強い口調で叱責し、また同年10月には、放送終了直後に速報ニュースの対応をめぐり、つけていたピンマイクをキャスター台に置いてある箱に力強く投げ入れたというのです」(同前)
青井本人も『イット!』内で謝罪したが、ある違和感を覚えた、というのは放送作家だ。
「NHK出身アナらしく、落ち着いた語り口だった青井さんですが、パワハラ報道以降、心なしか、妙に明るくハイテンションで、和やかな雰囲気づくりを意識し始めていたんです。
とくにオープニングでは、宮司アナを始めとする大勢のアナウンサーに囲まれるなか、彼らに積極的に声をかけ、チームワークを前面に押し出していました。それに呼応して宮司アナも明るく受け答えしていましたが、どこかあえて取りつくろう感じも見て取れました」
青井としてみれば、フジテレビから三顧の礼で迎えられ、番組の看板を守る重圧もあっただろう。パワハラ行為はそうした責任感からきたものだったのかもしれないが、結果的に、つまずいてしまった。降板報道が出た16日の番組オープニングは、こんなやり取りだったという。
「青井さんが、空気の乾燥が続く関東地方について『関東、きょうもカラカラですね』と振ると、宮司アナは『乾燥で喉の調子、悪くないですか?』と、逆に青井さんへ質問しました。すると、青井さんは『水分をください』と両手をあげ、空を見上げていました」(同前)
本当にほしいのは水分ではなく、“次の仕事”だったのではーー。
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