
2026年春の解散コンサートを発表した「嵐」
12月15日、日本リウマチ学会が、2026年4月に福岡市内で開催予定の総会を1日前倒しすると公式サイトで発表した。理由は、同時期に複数の大型コンサートが相次ぐためだとし、話題となっている。
公式サイトには、『第70回日本リウマチ学会総会・学術集会 会期変更に関するお知らせ』と題する文章が発表された。《2026年4月に福岡県福岡市で開催予定の第70回日本リウマチ学会総会・学術集会でございますが、予定していた会期中に福岡市内において複数の大型コンサート(嵐は福岡ドームで4万人、DREAMS COME TRUEはマリンメッセA館で1万人、併せて5万人)が開催されることが、11月下旬に判明いたしました》と、春に予定されていた総会に、嵐の活動終了となるラストツアーと、DREAMS COME TRUEのコンサートが重なることを明かした。
学会には7000名ほどの会員が集まるとされ、宿泊や交通手段の確保が難しいことを懸念。さらに、オンラインとあわせたハイブリッド開催を検討したものの、追加予算4800万円が発生するとし、開催日時を前倒す苦渋の決断をしたという。
「嵐のライブが開催される『福岡ドーム』とドリカムのライブが開催される『マリンメッセ』は、電車で30分程度の距離の近さです。さらに福岡空港も近いため、ホテル、電車、タクシーなどさまざまな場面で大混乱が起こることは容易に想像できます」(芸能ジャーナリスト)
学会のお知らせは、SNSでも拡散され、《4ヶ月後の学会日程変更すんのえぐ》《嵐超えて竜巻、、、》など、SNSでは影響の大きさに驚きが広がっている。
嵐のラストライブの日程をめぐっては、2025年11月22日に詳細が発表された。2026年3月から5月にかけて5大ドーム(札幌、東京、名古屋、福岡、大阪)をめぐる予定だが、今回の福岡だけではなく、ほかの会場でもすでに混乱が出ている。
「日程が発表された直後、ツアーの最初の会場である北海道・大和ハウス プレミストドーム周辺のホテルで宿泊料金が高騰。予約も殺到し、空き枠が少なくなるホテルが続出しました。
さらに、北海道公演の日程が北海道大学の後期日程試験と重なることが発覚。受験生への影響が懸念され、物議を醸したのです」(前出・芸能ジャーナリスト)
ライブ開催各地で続く混乱。日程が発表されて1カ月ほど経った今もなお、騒動の余波はとどまることを知らないようだ。
「北海道の場合、ホテル不足と料金高騰を受け、12月12日に星野リゾートトマムが受験生対象の特別プランを用意すると発表。朝食つき1泊8000円という通常の半額での受験生特別プランや、札幌市内からホテルへの送迎バスを運行するなど、手厚い対策が取られ始めています。
国民的アイドルの活動終了という節目となるラストライブ。その影響力には驚くばかりです」(前出・芸能ジャーナリスト)
活動の最後の最後に、日本各地に “嵐” を巻き起こしている。
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