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田原総一朗氏、番組炎上打ち切り後も高市早苗首相への対決姿勢崩さず「彼女の口から民主主義とは何かを聞いたことがない」

芸能 記事投稿日:2025.12.18 12:10 最終更新日:2025.12.18 12:10

田原総一朗氏、番組炎上打ち切り後も高市早苗首相への対決姿勢崩さず「彼女の口から民主主義とは何かを聞いたことがない」

書斎が本であふれた田原総一朗氏

 

 10月19日、BS朝日で放送された『激論!クロスファイア』で、高市早苗首相に対して「『あんな奴は死んでしまえ』と言えばいい」と言い放った田原総一朗氏。それから約2カ月後の12月14日、今度は新しいプラットフォームで、高市首相に意見し始めたことが話題となっている。

 

「田原氏が最近活用するようになったツールは『theLetter(ザ レター)』というもの。プロや専門家が自由に自分の考えを投稿し、また閲覧できるサイトです。

 

 ここで田原氏は『これだけは言いたい!』というタイトルで連載をしているのですが、14日に更新した2回めは日本の民主主義について提言していました」(政治担当記者)

 

 田原氏はそこで《高市政権が掲げている国家情報局やスパイ防止法、あれは日本にとって危険だと思う。全部。》と切り出すと、

 

《要するに高市さんが狙っているのは、日本を守るということでなく、日本を従来型のデモクラシーのない国にするのを狙っているのではないかと思ってしまう》

 

 と危惧。さらに

 

《実際、彼女の口からは民主主義とは何かということを聞いたことがない。彼女自身が民主主義をどのように考えているのかが分からない》

 

 と、困惑していたのだ。このあとも田原氏は

 

《高市政権に頑張って欲しいとは思っている》と、絶妙なトーンでエールを送る一方、《高市さんを批判すると「反日」だとか「売国奴」とか言われる》と、言論の自由が利かないと訴えていた。

 

 11月28日、第1回めの「theLetter」を更新した時期は、台湾有事をめぐる首相の国会答弁について波紋を呼んでいた時期。田原氏は《高市さんはわかりやすい言葉で話す》と評価しながら、問題となった国会答弁について《日本のマスコミはもっと厳しくやるべき》《素人感覚が生んだ答弁》とも書きつづっていた。これについて政治記者はこう語る。

 

「『激論!クロスファイア』での暴言により、番組は打ち切りに。田原氏はその際、『深く反省しております』と謝罪していましたが、今回の記事では『高市さんを批判すると “反日” と言われる』としています。

 

 もちろん、田原さんが言いすぎたところはありますが、権力の監視という役割を担うジャーナリストとして、時の政権に対して批判的なスタンスを貫くのは大切なことです。とはいえ、高市首相の支持率が高すぎるために、現状では批判する人がむしろ炎上してしまう事態になっています。ただ、今回田原さんが選んだメディアは、購読者は限られているので、しっかりと誤解がないように伝えられるということでしょう」(同)

 

 初回の投稿前、田原氏はXで「死ぬまでジャーナリストとして伝えたい」と宣言し、意気軒高だった。田原氏の懸念が現実にならないことを祈りたいものだが……。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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