
『Live News イット!』(フジテレビ系)でメインキャスターをつとめる青井実アナウンサー
12月17日、フジテレビは公式サイトで《報道番組『Live News イット!』が、2026年春に全面リニューアル!キーワードは「生活者目線」と「安心感」。そして新たな夕方の顔として、榎並大二郎キャスター、山崎夕貴キャスターの就任が決定した》と、正式に青井実キャスターと宮司愛海(まなみ)アナウンサーの降板を公表した。
「NHKを退職した青井氏が同番組のMCに収まったのは2024年4月。それからわずか1年半での降板となりました。
2025年4月、フジテレビは青井氏に『不適切な言動』があったことを公表しており、番組スタート間もない2024年5月に、番組スタッフを激しい口調で叱責し、同年10月にも速報ニュースの対応に不快感を示し、自身のピンマイクをキャスター台の箱に乱暴に放り投げるなどしたことも判明し、番組で謝罪するなどトラブル続きでした。
こうしたことから、青井氏と現場スタッフの間には冷たい空気が流れていたそうです」(芸能担当記者)
かつてNHKで青井と仕事をともにした女性職員は、「今回の交代には『やっぱりな』という印象です」と苦笑して続ける。
「青井さんは『NHKニュース7』『ニュースウオッチ9』など看板番組のキャスターを担当していました。番組内でのコメントに『軽い』という声があがっていた一方で、安定感のあるアナウンス力は誰もが認めるところでした。しかし、祖父が『丸井』の創業者で、青井さんも小学校から慶應幼稚舎に入り、大学まで慶應一筋のボンボン。そのせいか“自信家ぶり”や“金持ちオーラ”が際立って、距離を置く職員も多かったんです」
局内ではシャツを第2ボタンまで外してラフに着崩し、足元を見ればサンダルということもあったという。
「『イット!』のメイン視聴者は主婦層なので、そうした青井さんの“鼻につく空気”みたいなものを敏感に感じたのではないでしょうか。じつは青井さんは、NHK時代には『女性視聴者のウケはイマイチ』ともいわれていましたので」(同前)
親族企業からの役員報酬を、NHKに届け出することなく受け取っていたことが発覚し、兼職禁止の服務規定に抵触して、厳重注意処分を受けたこともあった。そんな青井に、昨今の「物価高」について報道されても……と思う主婦も多かったのかもしれない。
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