香取慎吾、MC番組の “SMAPソング流し” に大反響…解散から9年、木村拓哉の番組でも流され “タブー扱い” に変化

 

　12月16日、上沼恵美子と香取慎吾がMCを務める特別番組『星になったスターたち』（フジテレビ系）が放送された。2025年に亡くなった著名人の軌跡と人柄をたどり、故人をしのぶ番組だったが、SMAPファンの胸を熱くさせるできごとがあったようで──。

 

　発端となったのは、番組が始まって最初のCMに入る直前のこと。

 

「今回取りあげる著名人のダイジェスト映像とともに、SMAPの『オレンジ』が流れたのです。同曲は2000年にリリースしたシングル『らいおんハート』に収録されたカップリング曲ですが、バラード調でSMAPファンからも人気が高いです」（スポーツ紙記者）

 

　懐かしのSMAPソングが流れたことに関して、放送後のXでは

 

《SMAPの曲もかかってた？？時代進んでてびっくりした》

 

《慎吾くん観てたらオレンジかかってた》

 

《SMAPの曲流れたよねっ流れたよねっ》

 

　など、感動する声が聞かれていた。SMAPは2016年末に解散したが、別々で活動するようになったメンバーにはある傾向が見られたという。

 

「香取さんも含めて、5人がテレビでアイドル時代のことを話したり、『SMAP』という言葉を使うことも激減していたのです。5人が出演する番組でSMAPの曲が流れることも少なくなり、“タブー扱い” のように感じるファンもいたようです。

 

　今回、香取さんはみのもんたさんとの思い出を語る際、『ゲストで来てくれたときに、ウイスキーはこう飲むんだってクラッシュアイスで……』と、5人の番組名『SMAP×SMAP』（フジテレビ系）を出す場面もあったのです。香取さんの口からSMAPという言葉が聞けたことも、喜ばれたのでしょう」（芸能記者）

 

　元メンバーの前での “SMAPソング流し” が感動をもたらしたようだが、少し前には、木村拓哉の番組でも似たようなできごとがあった。

 

「11月24日に放送された木村さんの特別番組『ウルトラタクシー』（TBS系）でのことです。公開中の映画『TOKYOタクシー』の設定にちなみ、木村さんが運転する車にSnow Manの目黒蓮さんが乗車したところ、車内のラジオでSMAPの『この瞬間、きっと夢じゃない』が流れました。

 

　木村さんはイントロが流れた瞬間、『ピンポン！』と言って曲名を口にするなど、うれしそうな反応を見せ、SNSでも話題になりました。

 

　SMAPでは、1月に中居正広さんが芸能界を引退し、衝撃を与えました。ただ、一時期テレビから姿を消していた香取さんや草彅剛さん、稲垣吾郎さんがドラマやバラエティ番組に出演するなど、いい流れも見受けられます。SMAPの曲の扱いも変化した印象を受ける人もいたのかもしれません」（同）

 

　解散から9年、SMAPメンバーの周りで動きが起きている。