
城島茂
このところ注目を集めている、元TOKIO・国分太一をめぐる騒動。12月17日には、日テレが元TOKIOのリーダー・城島茂におこなった仕打ちが『デイリー新潮』に報じられ、波紋が広がっている。
「今年6月、国分さんは “コンプライアンス違反” を理由に、長年レギュラーを務めた『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)を降板。違反内容は、プライバシー保護を理由に国分さんにも明かされず、国分さんはそのまま無期限の芸能活動休止に追い込まれ、TOKIOは解散の道を選びました。
長らく沈黙を保ってきた国分さんですが、10月には、日テレの対応をめぐり、日弁連に人権救済の申し立てをおこなっています。11月には会見を開き、自身の行為の何が問題だったのか把握するため、『答え合わせをしたい』と涙ながらに訴えました。
しかし、日テレの福田博之社長は、12月の定例会見で『答え合わせするまでもない』とはねのける姿勢を見せました」(芸能記者)
だが、事態は急変する。元TOKIO・松岡昌宏が、『週刊文春』『週刊新潮』の両誌に、国分降板をめぐり、日テレからいっさい説明を受けていないと不満を吐露すると、日テレはコメントを発表。「お二人の気持ちに寄り添った十分なものではなく、大変申し訳なく思っております」と謝罪し、あらためて直接説明する意向を示した。
謝罪コメントは出しながらも、裏ではさまざまな動きがあったようだ。
「17日の『デイリー新潮』によると、城島さんが12月初旬の『鉄腕DASH』ロケに参加する前、日テレ側が騒動の説明と謝罪の意向を伝えたものの、城島さんはロケに集中したいと拒否したそうです。しかし、ロケ当日、日テレの制作局幹部が『鉄腕DASH』プロデューサーとともに現れ、謝罪しようとしたものの、再び城島さんに拒否されたそうです」(同)
本誌スマートフラッシュは、実際に日テレが直接謝罪を強行しようとしたのか、広報部にコメントを求めており、回答が来次第、追記する。
ふだんは温和な物腰というイメージのある城島だが、日テレへの “怒り” すら垣間見える今回の対応は、世間の反響を呼んだ。Xでは、長年のファンから、城島の「礼儀に厳しい」姿勢を指摘する声が多くあがっている。
《パッと見はリーダーって穏和で優しく見えるだろうけど、筋通ってないことには一番厳しい人だと思うよ……。》
《リーダーを舐めすぎ》
《トキオタからするとリーダー凸は悪手過ぎて正気か?となるな。》
国分の会見、松岡の不満吐露により風向きが変わったいま、日テレとしては、取り急ぎ城島だけにでも話をつけておきたかったのかもしれない。だが、城島の “厳しさ” は、前々から知られていたという。
「城島さんは母子家庭で育ち、『家が荒れてた時期があった』と明かしたこともある苦労人です。生活を変えるために芸能界入りを決意し、ここまで勝ち上がってきた。
TOKIOのなかでも、特に真面目で礼儀に厳しく、若いころに出演した番組では、ほかのタレント相手に『失礼やろ!』と怒鳴る姿を見せたこともありました。
その厳しさは、メンバーにも向いています。2018年、山口達也さんが強制わいせつ罪で書類送検されたときは、山口さんが会見で復帰を望む発言をおこなったことに『ありえない』と断言。
『それはテレビを通して言うことではない』『まず最初にほかの4人、マネージャー、会社に対して “こういうことになりました。申し訳ございません” というのが筋じゃないかと思う』『グループのリーダーとしてありえないと思いますし、30年連れ添った仲としてもありえない。筋を通す男だと思っていたんですけどね』と非難し、厳しい姿勢を見せました」(芸能記者)
自分たちの “悪手” で、城島や松岡との信頼関係に亀裂が入っているようにも見える日テレ。はたして、穏便な解決に至る日はくるのだろうか。
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