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NHK、『紅白歌合戦』の “細かすぎる審査方法” 公開「視聴時間で票が増える」に異論噴出

芸能 記事投稿日:2025.12.18 20:00 最終更新日:2025.12.18 20:00

NHK、『紅白歌合戦』の “細かすぎる審査方法” 公開「視聴時間で票が増える」に異論噴出

星野源

 

 NHKが12月17日、『第76回NHK紅白歌合戦』の公式サイトに審査方法を公開した。その細かさがネット上で話題を呼んでいる。

 

「それによると、投票に参加するのは、(1)テレビ視聴者による『視聴者審査員』、(2)NHKホールで観覧する『会場審査員』、(3)番組に出演する7人の『ゲスト審査員』の3つの方法があるようです。投票はすべての対戦終了後に一斉におこなわれます。

 

 さらに勝敗は、この3グループそれぞれで投票数が多かった組に1ポイントが与えられ、計3ポイント中、2ポイント以上を獲得した組が優勝するとのことです」(芸能記者)

 

 細かいのが視聴者投票だ。なんと視聴する時間に応じて、投じられる票の数も増えるのだという。

 

「テレビ1台につき最大5票まで投票可能で、票数は視聴時間に応じて増えるそうです。視聴開始で1票、その後5分連続視聴を10回達成するごとに票が増え、投票時はリモコン操作で紅白どちらかを選択。自分が持っている票を、紅組に3票、白組に2票など分けて投じることもできるのだとか。

 

 投票できるのは総合テレビ、BSP4K、BS8Kのみ。データ放送を使い、赤・青ボタンで投票するわけで、インターネット接続が必須。NHK ONE(旧NHKプラス)やワンセグは対象外……などなど、とにかく読むだけでもひと苦労です。NHKとしては、“公平さ” を強調するために公開したのでしょう」(同)

 

 だが、X上では、まったく別の “異論” が噴出している。

 

《紅組白組でチーム対決するの時代遅れ》

 

《紅白の勝敗気にしてる人いない説》

 

《紅白視聴者で勝敗ガチで気にしてるやつの光景をみたい》

 

 要するに、誰も勝敗を気にしていないという風潮が漂っているのだ。芸能プロ関係者もこう語る。

 

「昭和の時代、紅白の勝敗は大ニュースでしたが、令和の時代はここまで細かいルールを設計してまで勝敗を決める意義が本当にあるのか疑問ですね。

 

 そもそも、ネット投票もありませんから、ふだんからテレビの前で過ごさない若者にとって、まったく関係のない話でしょう。今回の審査方法の説明は、NHKの『もっと見てくれ』という悲鳴の裏返しのようです」(前出・芸能プロ関係者)

 

 NHKは視聴者の『紅白への無関心」と戦っているのかも。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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