松岡昌宏(左)と国分太一
日本テレビが国分太一問題で “悪手” を重ねている。12月9日、横浜のロケ現場で、日テレが元TOKIO・城島茂に謝罪を打診するも拒否されたというのだ。
「12月17日配信の『デイリー新潮』が報じたものです。そもそもの発端は6月、国分さんがコンプライアンス違反で『ザ!鉄腕!DASH!!』(同局系)を降板したことにさかのぼります。ただ、その詳細は被害者のプライバシー保護のため、今もって非公開です。11月、国分さんが違反内容について『答え合わせをしたい』と会見を開いたものの、日テレ・福田博之社長は『答え合わせするまでもない』と突っぱねていました」(芸能記者)
一方で松岡昌宏と城島には「引き続き出演していただく」と関係良好をアピールしていたが、ここを日テレは読み違えていた。
「松岡さんが12月4日発売の『週刊新潮』『週刊文春』のインタビューで、日テレ側の説明不足に不満を漏らしたのです。しかも、過去のロケ中にケガをして病院搬送されたことも暴露しました。すると10日、日テレは『心からおわびするとともに、(中略)お二人(松岡・城島)のお気持ちを真摯に受け止めたい』とのコメントを突然発表しました」(同)
そして今回の『デイリー新潮』の報道だ。日テレは松岡不在のロケ現場に出向き、城島に謝罪したい旨を事前に打診するが、「撮影に集中したい」と断られた。にもかかわらず、当日、日テレ幹部がプロデューサーを連れて現場に現われたという。
「城島さんは再び応じなかったといいます。もともと “撮影に集中したい” という意向を告げたのに、いきなり押しかけてくるのですから日テレのあわてぶりが容易に見て取れます。また城島さんも気分を害したに違いありません」(同)
だが、ここに至るまでには、“TOKIO軽視” の体質があったとするのは芸能プロ関係者だ。
「TOKIOから山口達也さん、長瀬智也さん、そして今回の国分さんと、それぞれ事情は違えどメンバーが欠けていくなか、いかに “ポストTOKIO” を育てていくかが番組の焦点になっていたように思います。ところが後輩のSTARTO ENTERTAINMENTタレント育成に力を注ぐあまり、大事にするべき残ったTOKIOへのケアを怠っていたきらいがあります」
そもそも番組スタッフも、番組スタート時とは顔ぶれが違うという。
「オリジナルのスタッフはTOKIOというグループをどう育てていくか気概にあふれていたはずです。しかし、後を継ぐスタッフは、その精神を忘れ、いかに番組そのものを継続させるかにシフトしていった可能性が高いですね。また、『鉄腕DASH』がある以上、“こちらの味方だ” という局の奢りもあったのではないでしょうか」(前出・芸能プロ関係者)
12月7日放送の2時間SPでは、元TOKIOがいっさい絡まず、後輩のSTARTOタレントだけが出演する新企画「DASH100人食堂」が放送されたことが、何よりの “気持ちの表れ” ではないかーー。
なお、本誌が「デイリー新潮」の記事について広報部に確認したところ、
「ご指摘の記事は、事実誤認に基づく内容が多く含まれており、大変遺憾に思っております。
本件に限らず、番組制作の詳細や出演者さまとの協議内容等については、守秘義務および信頼関係維持の観点などから公表しておりませんので、詳細は明らかにできませんが、事実に基づかない報道は厳に慎んでいただきたく存じます。
なお、『ザ!鉄腕!DASH:超びっくりマーク:』につきまして、番組終了の予定はございません」
と回答した。
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