写真はイメージ
「365日、毎日、何かの記念日がある」といわれるが、12月21日は「遠距離恋愛の日」だという。
その理由を「一般社団法人 日本記念日協会」は《12月21日を「1221」とすると、その両端(つまり遠く離れている)の1は恋愛中のそれぞれの人を表し、そのどちらもがお互い中央に寄ってきてそれぞれの思いの中で二人になる(だから2がふたつ)。という意味合いから遠く離れている恋愛中の二人にエールを送る日とされる》とウェブサイトで説明している。
なんともロマンチックだが、これを提唱したのは、ある男性ラジオアナウンサーといわれている。
「若い女性が都市伝説として広めた、という説もあるのですが、大阪の朝日放送でアナウンサーのキャリアをスタートさせ、現在は、長野県のコミュニティFM「あづみ野FM」で活躍する、フリーアナウンサーの大岩堅一さんが起源といわれています。大岩さんがFM長野のアナウンサーを務めていた2005年ごろ、番組で遠距離恋愛中のリスナーを応援するため、12月21日を『遠距離恋愛の日にしよう』と提唱して、いまに至っているようです。
大岩さんは2023年、静岡放送のインタビューで『(番組内で)記念日について話すコーナーを放送していました。やがて記念日をテーマに講演を頼まれるようになり、ある日、会場に向かう電車のなかで『クリスマスに久しぶりに会えるようになる、カップルのための記念日はどうだろう』とアイデアが生まれました』と振り返っていましたが、当初はそれほど認知されていなかったということです」(芸能担当記者)
現在はインターネットで「遠距離恋愛」が検索されることも多いようで、この記念日も知られるようになった。SNSの普及などで、以前より“遠距離感”は少なくなっているが、クリスマスが目前に迫った12月21日、恋人との再会を待ち望む遠距離カップルも多そうだ。
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