松岡昌宏(左)と国分太一
元TOKIOの松岡昌宏が、12月21日放送のラジオ『松岡昌宏の彩り埼先端』(NACK5)に出演。今年を振り返って語った“心境”が話題となっている。
「この日はリスナーから、こんなメッセージが届きました。『今年に入っていいことがなく、年末を迎えてしまいました。よさげなパワースポットを教えてください』というものです。
これに対して松岡さんは『いいことなんて基本、あんまりないんですよ。いいことっていうのは悪いことが起きたときに“あぁ、これはいいことだったんだ”って気づく』と、まるで悟りの境地に達したかのような“金言”を授けたのです」(芸能記者)
そして、ついポロっと本音が漏れたのはこのあとだったという。
「松岡さんは『そんなこと言ったら私なんて今年はめちゃめちゃでしたけどね』と回顧。『大変でしたけど、でもそんなこと言ってられないんですよ』と、自らを奮い立たせていました」(同)
くしくもこの21日の夜は『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の放送があったが、松岡がこぼした「今年はめちゃめちゃ」を象徴する内容となった。
「30周年記念として過去の名物グルメが紹介されたのですが、画面に映った元TOKIOは城島茂さんと松岡さんのみ。
強制わいせつ容疑で書類送検された山口達也さん、コンプライアンス違反を犯したとされる国分太一さんばかりか、不祥事なく脱退した長瀬智也さんまで完全にカットされ、違和感を覚えた視聴者も多かったのです」(同前)
年内最後の放送に後味の悪さを感じる視聴者が多かったようだが、これまでの日テレの対応なども尾を引いてしまっているようだ。
「騒動の起点となった国分太一さんの “複数のコンプライアンス上の問題” について、日テレは関係者のプライバシー保護を理由に詳細を公表していません。また、12月17日に『デイリー新潮』が、日本テレビ幹部らによる元TOKIOリーダー・城島茂への “直接謝罪” が拒否されたという報道もあり、日テレの対応の“強引さ”が目立ってしまっています」(同前)
その“直接謝罪”について本誌は日本テレビに確認したところ、以下の回答を得られた。
《ご指摘の記事は、事実誤認に基づく内容が多く含まれており、大変遺憾に思っております。
本件に限らず、番組制作の詳細や出演者さまとの協議内容等については、守秘義務および信頼関係維持の観点などから公表しておりませんので、詳細は明らかにできませんが、事実に基づかない報道は厳に慎んでいただきたく存じます。
なお、『ザ!鉄腕!DASH!!』につきまして、番組終了の予定はございません。》
ただ、一度こうした報道が出ると、現場スタッフの士気にも影響が出ると芸能プロ関係者は指摘する。
「城島さんの単独ロケは今後放送予定ですが、これまで普通に接していたスタッフが余計な深読みをし、現場に妙な緊張感が生まれかねません。
視聴者も同様で、城島さんや松岡さんのロケを複雑な思いで見ることになるでしょう。かといって2人を出さなければ、別の憶測を招く恐れもあります」
国分の問題に端を発したTOKIO解散や株式会社TOKIOの廃業……。松岡にとって忘れられない1年となったが、来年はどうなるだろうか。
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