
イルミネーションの点灯式に登場したSnow Manの3人
11月4日、イルミネーションが輝く東京・六本木に現れたのはSnow Manのメンバー・岩本照(ひかる)、渡辺翔太、ラウールだった。突然、響き渡った人気アイドルの声に、ファンは歓声をあげた。
この日、開催されたのは、六本木の冬の風物詩「けやき坂イルミネーション」の点灯式。史上初の男性点灯者として注目を浴びた彼らは、約400mに及ぶけやき坂のライトアップをおこなった。駆けつけたファンがその様子を語る。
「六本木ヒルズアリーナでおこなわれた点灯式は非公開だったのですが、イベント前から100人以上のファンが集まっていました。非公開なので彼らを見ることができないのですが、大屋根プラザから下に降りるエスカレーターから、わずかに見えることに気づいたファンは、何度か登り降りをしながら目に焼きつけていました」
冬らしいロングコートを羽織り、イベントを盛り上げた3人。「2026年はSnow Manにとって勝負の年になる」と語るのは芸能ジャーナリストだ。
「11月に発売された新アルバム『音故知新』が、史上初の1stアルバムから6作連続累積ミリオンを達成する快挙を果たしました。さらに、同月からドームツアー『Snow Man Dome Tour 2025-2026 ON』が現在も開催中で、12月23日からは4日連続で東京ドームを埋める予定です。
STARTO ENTERTAINMENTのなかでもトップクラスの飛躍を見せるグループですが、ソロ活動にも力を入れているのが特徴です。2026年1月に大阪でドームツアーが終了すると、メンバーの目黒蓮さんがカナダ・バンクーバーで長期間にわたるドラマの撮影をおこなううため、一時的に“8人体制”でグループ活動をおこなうことが発表されました」
8人体制でもグループとしては揺らぐことはなく、むしろ“盤石”だと続ける。
「Snow Manはデビュー前から舞台やアクロバット、バラエティなど、全員で“土台”を作ってきたグループで、特定のメンバーに依存しない構造がすでにできあがっているんです。MCは深澤辰哉さんが軸になって、向井康二さんや佐久間大介さんが自然に拾い、パフォーマンスの重厚感は岩本さん、ラウールさん、宮舘涼太さんがしっかり支えられる。9人の役割がきれいに分散されているので、誰かが不在になっても“穴が空いた”というより、“フォーメーションが変わるだけ”という印象です。
さらに、いまのSnow Manは個々の活動が非常に強いです。ラウールさんはファッション界で世界レベルの存在感を持ち、阿部亮平さんは教養系番組に欠かせない存在。渡辺さんのソロ人気も伸びており、向井さんのバラエティのスキルはアイドルの枠を超えています。グループ人気が“目黒くん頼み”ではなく、複数の柱で成立しているから、8人でも動員力や話題性が落ちる気配がないんです。目黒さんが海外で長期撮影に入っても、むしろSnow Manは“世界を目指すメンバーがいる9人組”という、新しい形を手に入れた印象を受けます」
新体制のSnow Manにも目が離せない。
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