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『紅白』出場者の布陣にNHK内部からも「手応えある」の声…ターゲットは50代視聴者、玉置浩二のロングヒットも追い風に

芸能 記事投稿日:2025.12.24 20:10 最終更新日:2025.12.24 20:10

『紅白』出場者の布陣にNHK内部からも「手応えある」の声…ターゲットは50代視聴者、玉置浩二のロングヒットも追い風に

玉置浩二(写真・Imaginechina/時事通信フォト)

 

『第76回NHK紅白歌合戦』が放送される12月31日まで1週間となった24日、出場が決まっている玉置浩二の『ファンファーレ』が、Billboard JAPANが発表する12月15日〜21日までのダウンロード数を集計する“Download Songs”で1位を獲得したことが報道された。

 

 同曲は日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系)の主題歌としても知られ、10月13日に配信がスタート。以来トップ10圏内をキープしていたが、ドラマが最終回に近づくにつれて順位も上がり、今回初めて首位となった。

 

「12月14日の最終回放送が近づくにつれて、歌の注目度も高まり、SNSでは《曲を聞くだけで泣けてくる》《今年の有馬記念にサプライズ登場して歌ってほしい》といった投稿が増えていきました。

 

 1位を獲得したことで、紅白歌合戦への追い風になると思います」(芸能記者)

 

 同番組にはほかにも、久保田利伸が往年の名曲『Missing』(1986年)、『LA・LA・LA LOVE SONG』(1996年)、今年発表した『1, 2, Play』をメドレーで歌い、年内をもって活動を休止するPerfumeも『ポリリズム』『巡ループ』を「Perfume Medley 2025」として披露する。

 

 さらに6年ぶりの出場となったAKB48が『ヘビーローテーション』『恋するフォーチュンクッキー』など4曲を「AKB48 20周年スペシャルメドレー」を披露し、27年ぶりに出場するTUBEが『シーズン・イン・ザ・サン』『恋してムーチョ』『あー夏休み』を「紅白 夏の王様メドレー」として歌う予定だ。

 

「特別枠での出場は玉置浩二さんのほかに米津玄師さん、堺正章さん、氷川きよしさん、星野源さんが予定されています。 

 

 また、3年ぶりに旧ジャニーズ事務所のSTARTO ENTERTAINMENTからSixTONESとKing & Princeが出場することも話題になっています」(同前)

 

 こうした“盤石の布陣”に、NHK局内でも期待値が上がっているという。

 

「制作現場は表向き、『視聴率は気にしないで、いい紅白歌合戦を作ろう』と“平静さ”を装っていますが、『ここ数年で、もっとも手応えがある』という声が聞こえてきます。

 

 紅白のメイン視聴者は、やはり50代以上なんでしょうね。80年代、90年代にヒット曲を出した方々に出場していただくことで、テコ入れを狙っています」(ベテラン職員)

 

 昨年に放送された紅白歌合戦の平均世帯視聴率は、午後7時20分からの第1部が29.0%、午後9時からの第2部が32.7%だった(ビデオリサーチ調べ・関東地区)

 

 2部制になった1989年以降、第1部が2023年に続き2年連続で30%を割り、第2部も2023年の過去最低視聴率に次ぐ2番目の低さだった。V字回復になるか……。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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