
歯に衣着せぬコメントとそのキャラクターで、芸能界のご意見番としての地位をたしかなものにしている、デヴィ夫人。『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)での活躍も印象に残るが、最近は、同番組で姿を見せる機会が少なくなっている。
「共演者の出川哲朗さんや、『出川ガールズ』と呼ばれる女性タレントたちを奔放な発言で混乱させつつも、本人が何ごとにも体当たりで挑む前向きな姿が、多くの視聴者に感動と勇気を与えてきました」(芸能担当記者)
だが夫人は、2025年1月26日に放送された、出川とめぐったイタリアロケ企画以来、およそ1年、番組への出演がない。そんな“長期離脱”に対して、Xでも、《イッテQ、最近デヴィ夫人出なくなってるなぁ〜》と、心配の声や憶測が広がっている。この背景を、放送作家が語る。
「デヴィ夫人は2025年2月、政治団体『12(ワンニャン)平和党』を設立。これは、日本初の犬や猫の保護に特化した国政政党でした。
夫人はこの党の代表として、7月の参院選での国政進出をめざしていましたが、4月、党の選挙対策委員長を務めていた選挙プランナー・藤川晋之助氏の急逝などを理由に、党を解散しています」
さらに不運は重なる。
「4月、事務所で働いていた女性従業員に、飲食店でグラスなどを投げつけた暴行の疑いで警視庁に書類送検されました。女性に怪我はありませんでしたが、これらがテレビ局から敬遠されている遠因だとされています」
たしかに『イッテQ』以外にも、デヴィ夫人をテレビで見る機会が少なくなっているように感じる。そんな彼女はいまーー。
「12月月8日、夫人が主催する動物愛護のためのチャリティイベントが都内でおこなわれました。その席で、夫人は『動物保護を何とか立法化したい』と力強く訴えていました」(ワイドショースタッフ)
また、意外な場所での目撃情報も話題を集めていた。
「デヴィ夫人は10月、朝鮮労働党創建80年の記念行事に出席するため、北朝鮮を訪問しています。
夫人は『国際金日成賞理事会』の理事を務めており、金日成国家主席と親交のあったスカルノ初代大統領の妻という立場から、北朝鮮側との交流を続けているのです」(同前)
政治志向がますます高まるデヴィ夫人。本誌は、彼女が『イッテQ』に長く出演していない理由と、今後の出演について日本テレビに問い合わせたが、期日までに回答はなかった。
最近は出演者が固定化し、マンネリとの指摘もある『イッテQ』。再び夫人にかき回してほしいものだが……。
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