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〈2003年出場〉175R・SHOGO『紅白歌合戦』出場秘話…SMAPの木村拓哉さんが「よかったよ」って握手してくれて

芸能 記事投稿日:2025.12.27 06:00 最終更新日:2025.12.27 06:00

〈2003年出場〉175R・SHOGO『紅白歌合戦』出場秘話…SMAPの木村拓哉さんが「よかったよ」って握手してくれて

フィリピン・トゥブラン市の建物前でポーズするSHOGO

 

「当時は“『紅白』に出るなんてロックじゃねえ!”みたいな風潮がまだまだあったんで、正直、悩みましたね」

 

 そう振り返るのは、ロックバンド・175R(イナゴライダー)のボーカルであるSHOGO。メジャーデビュー曲『ハッピーライフ』、2曲め『空に唄えば』が、どちらもオリコン初登場1位を獲得し、『紅白』出場のオファーが来た。

 

「でも、出てよかった。『紅白』って、ロックとかポップスとか演歌とかジャンルは関係なく、ただ音楽好きたちが集まるお祭りなんだって気づけたんで」

 

 ただ、出番前にトラブルが……。

 

「出番1分前にギターとベースが届いてなくて。渡すはずのマネージャーが舞台裏で迷子になってた(笑)。曲紹介が終わるギリギリで間に合って、放送的には大丈夫だったんですけど、めちゃくちゃドキドキしました」

 

 舞台裏では、谷村新司さんが話しかけてくれたという。

 

「意外とその場でのお話が盛り上がって。その後、僕が『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のテレフォンショッキングで、谷村さんを紹介するぐらい仲よくなりました(笑)」

 

 当時、人気絶頂だった国民的アイドルとの、粋な絡みもあったっという。

 

「僕らの出番は最初のほうだったので、舞台袖でほかのアーティストさんたちが曲を聴いてくれていたんですね。演奏が終わって、袖にいたみなさんが楽屋に戻っていくなか、その流れに逆行して僕らのほうに向かってくる人がいたんです。

 

 で、『よかったよ』って握手をしてくれて。それが、SMAPの木村拓哉さんだったんですよ」

 

 その後、フィリピンのセブ島へ家族とともに移住。現在は、ライブやフェスのオファーがあると、帰国するという生活だ。

 

「セブ島では語学留学エージェント事業『セブヨロ』と、うどん店『えびす』を経営しています。出身の福岡はうどんもソウルフードなので、世界にもっと広めたいと思って、自家製麺にこだわったうどんを作っています。うまいですよ!」

 

しょうご
1980年3月24日生まれ 福岡県出身 2003年に175Rのボーカルとしてメジャーデビュー。現在はセブ島に移住し、語学留学支援の「セブヨロ」、うどん店「えびす」を経営するなど幅広く活躍中

 

取材&文・瑠璃光丸凪(るりこうまるなぎ/A4studio)

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出典元: 週刊FLASH 2026年1月6日・13日合併号

著者: 『FLASH』編集部

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