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〈1993年出場、1994年出場〉久宝留理子『紅白歌合戦』出場秘話…「総額1億円ジュエリー」のド派手衣装に“大物歌手”からお褒めの言葉

芸能 記事投稿日:2025.12.28 06:00 最終更新日:2025.12.28 06:00

〈1993年出場、1994年出場〉久宝留理子『紅白歌合戦』出場秘話…「総額1億円ジュエリー」のド派手衣装に“大物歌手”からお褒めの言葉

自社のスタジオでニューアルバムのレコーディングをおこなう久宝留理子(写真・保坂駱駝)

 

「発売前だった『男』が、アーティストにとっての登竜門『カメリア・ダイヤモンド』のCMソング候補に入っていたんです」と語る久宝留理子

 

 デビューから3年、1993年リリースの曲『男』で『紅白』出場を果たした。

 

「じつは、当初『男』はもう少しミディアムテンポの曲だったんですが、CMの15秒や30秒の枠にうまく収まらなくて。だから、レコーディングは終えていたんですけど、曲をアップテンポに作り直して、もう一度、録ったんですよ」

 

 こうしてCMソングに決定。この曲は9月にリリースされたが、異例のスピードで年末の『紅白』への初出場を決めた。

 

「トップバッターだったので、いろいろな先輩方が見ているなかでパフォーマンスしなきゃいけなくて。事務所スタッフからすすめられて、緊張で出だしの歌詞が飛ばないように、自分の手に歌詞を書いて臨みました」

 

 1993年の初出場時は、彼女の豪華な衣装も話題になった。

 

「カメリア・ダイヤモンドさんに衣装協力していただき、総額約1億円のジュエリーを身に着けました。私に……というか、ジュエリーに警備員さんがついて、私が移動するたびに一緒に来るので、けっこうたいへんでした(笑)」

 

 そんな、派手で目立つ衣装だったことで、ある“大物”から声をかけられたという。

 

「小林幸子さんに、楽屋で話しかけていただけたんです。小林さんも華やかな衣装をステージで披露されていたので、『若いコが、こんな派手な衣装を着てくれてうれしいわ!』って感じで、褒めていただけて」

 

 そんな久宝は、2025年でデビュー35周年を迎えた。

 

「コロナ禍のとき以外は、ライブは毎年、やっていて、自分の誕生月である4月にはバースデーライブを欠かしません。12月には私主催の『Girly Holy Night』も毎年、やっています。あとちょうどいま、ニューアルバムのレコーディング中なんです。数十年ぶりにアルバムを作るので、20代だったころとはまた違った雰囲気のある作品に仕上げようと考えています」

 

くぼうるりこ
1969年4月21日生まれ 兵庫県出身 1990年3月にシングル『プラスチック・マン・ライフ』でデビュー。現在は歌手活動のほか、幅広くアーティスト活動をおこなう。2026年2月14日『Valentine’s Day Special Concert 永井真理子×久宝留理子』、4月18日『Birthday Live 2026「元気です!Vol.15」』を開催予定

 

写真・保坂駱駝
取材&文・瑠璃光丸凪(るりこうまるなぎ/A4studio)

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出典元: 週刊FLASH 2026年1月6日・13日合併号

著者: 『FLASH』編集部

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