
チョコレートプラネット
12月24日放送の『SASUKE2025』(TBS系)で、全治3カ月の骨折を負ったはずのチョコレートプラネット・長田庄平の挑戦がオンエアされ、賛否を呼んでいる。
「先に挑んだ相方の松尾駿さんは1stステージ、前後に大きく揺れる三角形のシーソーを乗り越える最初の関門『新プリズムシーソー』で落水してしまいました。
松尾さんの失敗を見て、長田さんは『捨て身でダイブしないとダメだな』と覚悟を決めると、新プリズムシーソーへ飛び移りました。そして一度、落ちかけたものの、何とか這いあがったのです。
しかしこの後、回転するローラーが設置された坂を登り降りする『ローリングヒル』に飛び移った瞬間、体ごと池に滑り落ちてしまいました」(芸能担当記者)
池から出た長田は、この後、何ごともなかったかのように立ったまま敗戦の弁を述べ、さらには自身のオリジナル楽曲『風呂キャンセル界隈』を松尾と楽しく歌っていた。
この放送を受け、Xには
《長田さんこの時骨折したんじゃなかった? プロ芸人だね》
《長田さん、これで怪我したはずなのに元気な様子を見せて退場したのはさすが芸人》
など“芸人魂”にリスペクトの声が寄せらせた一方、
《芸人枠は削っていいと思う》
といった声もあがっていた。芸能プロ関係者が語る。
「TBSは10月、『SASUKE』に挑んでいた長田さんがローリングヒルに飛び移った際、左足甲の剥離骨折で全治3カ月と診断されたことを発表しました。
その後の別番組では、松葉杖姿も確認されるなど、決して軽傷ではなかったようです。それでも『SASUKE』で痛い素振りを見せなかった長田さんに、称賛が集まりました。しかしながら、危険をともなう『SASUKE』に、ふだんからトレーニングなどをしていない芸人が出場することを疑問視する声は、前々から根強いのです」
今回はチョコプラのほか、『キングオブコント2025』(TBS系)優勝のロングコートダディ・兎、ブレイク中のきしたかの・高野正成などの芸人が登場したが、彼らはなぜ呼ばれるのか。
「長時間の特番には、真剣な挑戦者だけではなく、“息抜き”として適度な笑いが求められるため、芸人が重宝されるのです。しかし、限られた出場者の枠に芸人が入ることへ、興ざめするファンもいます。大半が1stステージで脱落してしまいますし……」(同前)
長田は高校時代、陸上競技で走り幅跳びの選手だったという経歴を持ち、優れた身体能力の持ち主としても知られている。とはいえ現在、45歳で、現役時代からはかなり時間も経っている。今後も、芸人枠の必要性や安全面の議論は続きそうだ。
![Smart FLASH[光文社週刊誌]](https://smart-flash.jp/wp-content/themes/original/img/common/logo.png)







