
“バス旅女王”の髙木菜那(写真・本人Instagramより)
12月28日放送の『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレビ東京系)で、スピードスケート女子金メダリスト・髙木菜那の “前のめり” な行動が賛否を呼んでいる。
「今回は愛媛・松山城から福井・東尋坊まで、全長約550キロを8日間・4区間でつなぐ、バス旅のリレー企画でした。
その最終区間を任されたのが、Aマッソ・加納さん、村井美樹さん、髙木さんの3人。『乗り継ぎ対決旅』では鉄道チームを率いて “鬼軍曹” と呼ばれる村井さんと、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅W』という、バス旅シリーズの女性メンバー限定版でリーダーを務める髙木さんという最強タッグが昨年に続いて実現しました」(芸能記者)
だが最終日、残り約80キロの局面で、髙木の強引な判断が波紋を広げる。
「路線がつながらず徒歩移動を余儀なくされた一行は、最短距離ですがアップダウンの激しい国道8号線の山沿いルートか、遠回りではあるものの平坦な海沿いルートかの選択を迫られました。
そこで村井さんが『山道は足に負担がかかる』と心配するも、脚力に自信のある髙木さんは『9~10kmなら2時間で歩ける。ネガティブにならないで』と指摘、『いやそんなに早く歩けない』などと言い争いになり、気まずい雰囲気になりました」(同)
ところが、髙木がやや強引に選択した国道8号線に合流する道が通行止めと判明。すると彼女は焦るあまり、地図にない道をいきなり1人で走り始めたという。
「髙木さんは2人に『ちょっと来てください!いいから!いいから!お願い!!聞いてリーダーのこと!ここだけは聞いてください!信じて!!!行ける、行ける!大丈夫!』と、強引に先導。するとその先は、偶然にも8号線につながっていたのです」(同)
「野生の勘かな……すごいな」と息も絶え絶えに感服する村井と加納。結果的にこの判断が功を奏し、無事ゴールの東尋坊に到着した。
そんな髙木の “女・太川陽介” を思わせる行動に、X上では、《暴走し過ぎ》とリーダー適正を疑うユーザーもいた一方、《強引にでも突破するのはアスリートっぽい!》と、あふれる情熱と天性の “勝負勘” を称賛する声もあり、意見は分かれている。これについて芸能プロ関係者がこう語る。
「まさに波乱のバス旅でしたね。髙木さんは前区間の太川陽介さんから渡された “たすき” を必ずゴールへ届けたいという責任感と重圧から、無謀とも言える判断や強い口調の叱咤激励に出てしまった印象です。
また1秒を争うアスリート出身ゆえ、バス旅を競技としてとらえていたふしもありますが、それだけ純粋で前のめりだったということでしょう。体育会系の新しいリーダーといったところです」
いつもは勝ちにこだわる村井が結果的にストッパー役となった構図は象徴的だった。いずれにしても “バス旅の女王” 髙木の活躍は続きそうだ。
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