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ミセスvs.松田聖子どっちがふさわしい『紅白』“大トリ” 論争の行方…平成最後の紅白が残したヒントとは

芸能 記事投稿日:2025.12.29 15:32 最終更新日:2025.12.29 15:32

ミセスvs.松田聖子どっちがふさわしい『紅白』“大トリ” 論争の行方…平成最後の紅白が残したヒントとは

松田聖子

 

『第76回NHK紅白歌合戦』を2日後に控え、5年ぶり25回目の出場となる松田聖子の “立ち位置” をめぐり、議論が続いている。

 

「12月28日、特別企画として登場する聖子さんが “究極の大トリ” として歌うことが判明。もともと大トリと伝えられていたMrs. GREEN APPLE(以下ミセス)の後に歌う構成となりました。はたしてどちらが本当に大トリにふさわしいのか、議論がまきおこっているのです」(芸能記者)

 

 今年はNHKの前身・東京放送局のラジオ放送開始から100年で、松田はデビュー45周年。さらに2021年、娘・神田沙也加さんの急逝により、25回目を迎えるはずだった紅白出場が本番6日前に幻に終わった。

 

「一方ミセスは、デビュー10周年の今年、55万人を動員した5大ドームツアーを完走。ボーカルの大森元貴は連続テレビ小説『あんぱん』に出演しました。さらに来年元日から『フェーズ3』へ突入します」(同)

 

 キャリアか、今の勢いかーー。格をめぐる論争が止まないなか、実は11年前にも、松田の大トリをめぐる遺恨があったという。

 

「2014年12月21日付の『日刊ゲンダイ』は、本番10日前、歌唱順の正式発表を前に、他メディアが『大トリは松田聖子に内定』と書いたことが発端となり、関係者が裏取りに奔走する騒ぎになったと報じています。

 

 さらに記事では、出場回数や実績を踏まえると聖子さんに対して不満が出てもおかしくない存在として、和田アキ子さんや石川さゆりさん、当時朝ドラ『マッサン』の主題歌を担当していた中島みゆきさんの名があげられていました。結果的に聖子さんは、2014年、報道どおり大トリを務め、翌2015年も連続で担当、番組を締めくくっています」(同)

 

 なんの因果かそんな過去と重なるように、今回も再燃している松田の大トリ問題。だが、この “究極の大トリ” が必ずしも反発を招くわけではないという。芸能プロ関係者が語る。

 

「前例があるのです。2018年の第69回大会では、大トリを務めた嵐の後に、サザンオールスターズが “平成最後の『紅白』を締めくくる存在” として登場。『希望の轍』『勝手にシンドバッド』を披露したステージは、紅白史に語り継がれる “神回” となっています。

 

 ステージでは松任谷由実さんが腰をくねらせて桑田佳祐さんに近寄り、歌詞に合わせて抱き寄せ合い、頬にキスする “夢の競演” も実現。また桑田さんは北島三郎さんやSuperflyの場面でも積極的に絡み、出演者全体で盛り上げる空気を作ったのです。

 

 結果、関東地区のこの瞬間の視聴率は45.3%(ビデオリサーチ調べ)を記録。国民的バンドが平成最後の紅白をド派手に締めくくる “歴史的クライマックス” となりました」

 

 今回も松田聖子がほかのアーティストと奇跡のコラボを果たし、周囲を巻き込むステージを作れれば、ミセスファンの見方も大きく変わりそうだが……。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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