松田聖子
大みそかに放送される『第76回NHK紅白歌合戦』。会場となる東京のNHKホールでは、連日、出場歌手によるリハーサルがおこなわれ、大舞台への準備に備えている。2025年は、“特別枠” に豪華なメンバーが並んでいるが、SNSでは意見が分かれているようだ。
発端となったのは、12月28日に松田聖子の出演が発表されたことだ。
「松田さんが紅白に出演するのは25回めで、2020年以来、5年ぶりになります。今回は初出場の1980年に歌唱した『青い珊瑚礁』を披露します。紅組と白組の対戦が終わったあと、番組の最後に登場し、“究極の大トリ” を飾るとのことです」(スポーツ紙記者)
本番3日前に松田の出演が明かされ、Xでは
《今年の紅白豪華だよなぁ。なるべく寝ないで観たいなぁ》
といった期待の声があがっている。一方で、
《紅白はもういっそのこと正式な歌合戦出場者とか無しにして全部特別企画で通したら良いと思うぞ》
《そんなに特別企画を組むなら紅白に分けなくてもいいんじゃね?》
など、冷ややかな声も見受けられる。番組の特別企画をめぐって議論が勃発しているようだ。
「放送100周年という節目の年でもあり、福山雅治さんとB’zの稲葉浩志さん、矢沢永吉さん、玉置浩二さん、松任谷由実さんらによる特別企画がおこなわれます。
通常の出演者とは別の “特別枠” となりますが、今回はこの枠での出演が多いのです。1年の締めくくりに豪華な顔ぶれが見られることを喜ぶ声も多いですが、特別企画ラッシュに疑問を抱く人もいるのでしょう」(芸能記者)
紅白の出演者は11月14日に明かされたが、その後も続々と新たな出演者が追加で発表されている。特別企画が増えるにつれ、懸念されることもあるという。
「SNSでは、『歌唱時間が2分を切るアーティストが増えるんじゃないか』と心配する声もあがっています。今回、久保田利伸さんやRADWIMPS、AKB48などのメドレー企画も予定されており、さらに特別企画もあるとなれば、“一般枠” で出場する歌手がパフォーマンスにあてる時間が少なくなることが懸念されているようです。
もともと、メドレーや豪華な企画よりも、出場する歌手の一曲をじっくり聴きたい層もいますからね」(同)
限られた放送時間で、どの出演者も満足いくパフォーマンスを見せられるか。
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