4人組ガールズグループのaespa(写真・共同通信)
大みそかの『第76回NHK紅白歌合戦』への出場が決まっている4人組ガールズグループ「aespa」。本番が迫る12月29日、SNSをざわつかせたメンバーのニンニンが体調不良のため、出場辞退することを発表し、波紋を呼んでいる。
aespaは2020年にデビュー。現実と仮想世界をテーマにした楽曲が世界各国で高い人気を博し、晴れて紅白初出場が決まった。しかし、ニンニンに不穏な疑惑が……。
「2022年5月にニンニンさんが、ファンクラブ向けアプリに『かわいいライト買ったよ』と、卓上ランプの写真を投稿したところ、そのランプが原子爆弾によって生じる“きのこ雲”のような形をしていたため、一部で物議を醸しました。11月にaespaの紅白出場が決まると、この騒動がSNSで再燃し、グループの紅白出場に反対するネット上の署名が14万筆を超える異常な事態になったのです」(スポーツ紙記者)
aespaの所属事務所SMエンターテインメントは、29日に公式ホームページで《「第76回NHK紅白歌合戦」出演に関するお知らせ》と題したお知らせを記載。ニンニンの騒動に関して多くの指摘があったことを明かし、《この投稿に特定の目的や意図はございませんでしたが、さまざまなご懸念を生じさせるものでした。今後はより細心の注意を払ってまいります》とつづった。
さらに、《なお、現在NINGNINGは体調不良が続き、病院にて診察を受けた結果、インフルエンザへの感染が確認され、医師より十分な休養と安静が必要と診断されました》と、ニンニンのインフルエンザ感染と、出場辞退を明らかにしたのだ。よって、紅白にはニンニンを除く3人が出場する。
ニンニンの出場辞退を受けて、Xでは
《対応が遅すぎる 当人とNHKとaespaの所属事務所はよくよく反省して欲しい》
《運営謝るの普通に遅いって》
など、事務所の対応に厳しい声があがっている。
「12月17日のNHKの定例会見で、山名啓雄メディア総局長は、aespaの所属事務所と連絡を取り、『原爆を揶揄する意図はなかったと確認している』と説明しました。NHKと事務所の間では、ニンニンさんの騒動に関するやりとりはあったようですが、11月以降、事務所はこの件について公に説明しておらず、沈黙を貫いていました。今回、特定の目的や意図がなかったと説明しましたが、対応が遅い印象を受ける人もいたようです」(芸能記者)
約1カ月にわたって波紋を呼んだ“きのこ雲騒動”。今回の発表に至るまで、メンバーの状況も不安視されていた。
「12月20日に韓国で音楽授賞式イベントがおこなわれ、aespaも参加しましたが、ニンニンさんは体調不良でレッドカーペットでの撮影を欠席したのです。騒動後、SNSでは『ニンニン痩せたな』など、ニンニンさんがやせて見えることを心配する声もあがっていました。
また、ほかのメンバーも、現在は紅白本番に向けたリハーサルや打ち合わせをおこなっています。本番まであと2日というタイミングで、3人での出場を余儀なくされたメンバーの心境を案じる声も上がっています」(同前)
混乱に見舞われるなか、3人は本番でどんなパフォーマンスを見せるのか。
![Smart FLASH[光文社週刊誌]](https://smart-flash.jp/wp-content/themes/original/img/common/logo.png)







