
歌舞伎町に姿を見せたKing & Prince
12月24日に発売された、King & Princeの7枚めのアルバム「STARRING」。永瀬廉と髙橋海人からなるアイドルデュオだが、このアルバムではさまざまなアーティストとコラボしていることで話題となっている。なかでも、ある曲でタッグを組んだ“意外な人物”に注目が集まっているのだ。
「アルバムでは、音楽グループ・いきものがかりの水野良樹さん、ロックバンド・Tempalayの小原綾斗(りょうと)さんらが携わった楽曲が収録されています。豪華なラインナップのなかでも異質なのが、『50TA(フィフティーエー)』なる人物がプロデュースした曲『希望の丘』。この50TAとは、お笑い芸人・狩野英孝さんが音楽活動する際のアーティスト名です。
芸人とアイドルというコラボレーションに、多くのファンが反応しています」(芸能担当記者)
SNSでは「曲がおもしろい」「3人のバランスのよさが癖になる」と、反響を呼んでいる。
「50TAが誕生したのは、バラエティ番組『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)でのことでした。2009年、狩野さんが音楽活動をおこなう様子が放送されたのです。狩野さんらしい、少しずれたな曲の内容が好評で、これまでにもコンサートが開催されたり、アルバムが発売されたりと、多くの人から愛される存在になりました。
2025年12月には、狩野さんが『年末にデビュー予定のバーチャルアイドル“KPDY”への楽曲提供依頼を受けた』と番組スタッフに呼び出され、その場で即興ソング『希望の丘』を作詞・作曲し、それがKing & Princeに楽曲提供されることになるというドッキリ企画が放送されました。その後、26日には『ミュージックステーション SUPER LIVE 2025』(同)で、生放送での共演が実現し、この日の演奏も大盛り上がりでした」(同前)
メンバーの脱退を経て、2023年5月からは2人体制となったKing & Prince。最近は、活動に活発さを見せている。
「2025年5月、ミッキーマウスの新たなオフィシャルテーマソング『What We Got ~奇跡はきみと~』の日本語訳詞を手がけ、これが世界初となる“日本人アーティストが制作に携わったミッキーのオフィシャルテーマソング”となりました。7月の東京ドーム公演初日には、ミッキーがサプライズ登場するなど、大きな話題となりました。
さらに2025年には、3大ドームツアー、そして『第76回NHK紅白歌合戦』への出場を、どちらも2人体制となってから初めてかなえました。年明けには、再びドームツアーが控えています」
異色のコラボの連続が、King & Princeの2人に弾みをつけているようだ。
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