お笑い芸人のやす子
12月29日、お笑いコンビのウッチャンナンチャンがMCを務めるバラエティ番組『ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア 笑わせたら100万円』(TBS系、以下『イロモネア』)が放送された。多くの芸人が激戦を繰り広げたが、番組内でのやす子の振る舞いに疑問の声が出ている。
同番組は、出演芸人が「一発ギャグ」「ショートコント」「モノマネ」「モノボケ」「サイレント」の5つのジャンルに挑戦し、各60秒の持ち時間内で、ランダムに選ばれた観客5人を笑わせられるかを競う名物企画。5回のステージをすべてクリアすると、賞金100万円獲得となる。
「2005年にスタートして以降、レギュラー、スペシャルで放送され、2025年2月に8年ぶりに復活しました。今回はアンガールズや劇団ひとりさん、平成ノブシコブシの吉村崇さん、ロングコートダディなどが出演。やす子さんもチャレンジし、5ジャンル中4つ成功と健闘しました」(スポーツ紙記者)
番組ラストでは、MCの内村光良が17年ぶりにチャレンジャーとして参戦。見事、5ジャンルすべてクリアし、100万円を獲得した。内村のネタで番組は大盛況で幕を閉じたかに見えたが、放送後のXでは
《ウッチャンのときのやす子の笑い声が気になって仕方ない》
《うーん、やす子の声が気になる。これは声が通るからなんだろうなー》
《せっかくウッチャン面白いのに やす子の接待みたいな笑い声が気になった》
など、やす子のリアクションに疑問を抱く声が聞かれていたのだ。
「内村さんのネタ中、やす子さんは『お~』『ここで~?』と声を出していました。ただ、ほかの芸人が静かに見ているなかやす子さんだけ反応したり、内村さんのネタの“オチ”になる前に笑い出す場面がありました。
モノマネでは、内村さんが長い上り坂を自転車で漕いできた小学生を真似したところ、やす子さんのツボに入ったのか、何度も『ハハハハ!』と笑っていました。やす子さんの声は高く、よく通るため、人によってはうるさく感じてしまったようです。やす子さんとしては、番組を盛りあげようとしてのことだったと思われますが、“ずれた”リアクションが気になる人もいたのでしょう」(芸能記者)
前向きで親しみやすいキャラクターが広く支持されているやす子。“好感度キャラ”が持ち味だったが、2025年は思わぬ苦難に見舞われたようだ。
「8月のバラエティ番組『芸能人が本気で考えた! ドッキリGP』(フジテレビ系)で、坂上忍さんから預かった犬が逃走するドッキリを仕掛けられた際、やす子さんが仕掛け人に対して強い口調で話す場面があり、SNSで物議を醸してしまいました。
12月8日のバラエティ番組『呼び出し先生タナカ』(同系)では、STARTO ENTERTAINMENTのジュニアのグループ『KEY TO LIT(キテレツ)』の猪狩蒼弥さんがクイズで不正解になったところ、やす子さんが『猪狩くん、だからデビューできないんだよ』とイジったことで、一部のキテレツファンから、不満の声が噴出しました。好感度の高いキャラが浸透したためか、そのイメージと異なる言動がSNSをざわつかせてしまったのでしょう。それでも、やす子さんに悪気があったわけではないので、同情する声もあるようです」(同前)
2026年は、またお茶の間を笑顔にさせてくれるはずだ。
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