
優勝した青山学院(写真・共同通信)
1月2日に往路、3日に復路がおこなわれた『第102回箱根駅伝』(日本テレビ系)で、テレビ中継に挟まれたCMの数に対しX上で批判が相次いでいる。
今年の箱根駅伝は、昨年度の優勝校の青山学院大学が序盤から出遅れたものの、山登りの5区で大逆転し往路優勝。そのまま復路もトップを独走し、3年連続9度目の総合優勝を成し遂げた。正月の恒例番組として「箱根駅伝」を毎年、楽しみにしている視聴者も多いが、X上ではCMの多さに疑問の声が相次いでいる。
《箱根駅伝cm多すぎるやろcmの合間に中継やってるんかと思うレベル》
《箱根駅伝、CM多すぎないか?出演者全員ノーギャラなのを考えると日テレ美味しすぎるだろ!》
《箱根駅伝のCM多いのはいいけどさ、中継所まであと2キロ切ったくらいでCMやめてよ…そこからが見どころなのに》
こうした声が聞かれる理由をスポーツ紙記者が指摘する。
「『箱根駅伝』の正式タイトルは『SAPPORO新春スポーツスペシャル:東京箱根間往復大学駅伝競走』です。サッポロビールが冠スポンサーであり、毎年『箱根駅伝』で打たれる特別新作CMもあります。『箱根駅伝』は夏の『24時間テレビ:愛は地球を救う』とならび、日本テレビが総力をあげて制作する番組のひとつです。関わるスタッフは1000人クラスといわれており、スポーツ中継では異例です。当然ながら制作予算は莫大なため、スポンサー頼みの部分もありCMの数が多くなってしまうのでしょう」
実際、『箱根駅伝』が人気番組になったのは日本テレビの長年の努力によるところが大きい。
「もともと『箱根駅伝』の中継はテレビ東京で行われており、競技の性質上、“地味”な大会でした。しかし1987年から日本テレビが中継を引き継ぎ、出場校の選手や監督などに徹底した事前取材を行い、人間性などをクローズアップする“ドラマ”を演出するようになります。さらに、電波が届きにくい箱根の山中においても、技術の向上と中継体制の強化を重ね、万全の布陣を整えてきました。日テレの圧倒的な“演出力”と“技術力”が『箱根駅伝』を作り上げたのです」(前出・同)
それでも、あまりのCMの多さは“視聴者離れ”を引き起こしはしないか。
「スポーツ中継で“イイ瞬間”にCMに入ってしまうアクシデントはつきものです。最近では、CMを中継画面の端にL字型に映すものや、CMと画面を左右に分割した2つの画面に同時に映す方法なども生まれていますから、そうした最新の技術を導入してもいいかもしれません」(同前)
放送のさらなる“アップデート”も日テレの腕の見せ所かもしれない。
![Smart FLASH[光文社週刊誌]](https://smart-flash.jp/wp-content/themes/original/img/common/logo.png)







