timeleszの歴史特番(写真・番組公式Xより)
1月5日、『時代超越!タイムレスランキング 〜全世代に愛されるNo.1戦国武将は?〜』(テレビ朝日系)が放送された。番組では、時を超えて全世代に愛される題材を人気アイドルグループのtimeleszが徹底調査する。3時間スペシャルとなった今回は、全国8000人のアンケートによる“好きな戦国武将”トップ20を発表。歴史ファン垂涎の内容となるはずだったが、ある“演出”に疑問の声が上がっている。
「たとえば15位の今川義元を紹介する際、『武将の人生をAIに教えてイメージ映像を作ってみた』というナレーションが入りました。今川義元が竹千代(のちの徳川家康)に学問を授ける場面や、桶狭間の戦いで逃げ惑うシーンなどがAI映像で再現されたのです」(テレビ局関係者)
声は声優が担当し、今川義元役は『ハイキュー!!』の牛島若利役で知られる竹内良太が務めるといった豪華な構成。人気武将の生き様が、生成AIによるイメージアニメで紹介されたが、X上では
《武将が泣くわ》
《プロのイラスト使ってよ》
《チャンネル変えた》
など、拒否反応を示す視聴者が目立った。放送作家はこう語る。
「専門家への取材や分析は丁寧で、内容自体はNHKの歴史番組に引けを取らないほど重厚な作りでした。ただ、そこに生成AI映像が入ったことで、どうしても違和感が生まれてしまったようです」
今、世界を席巻している生成AI。利用者の希望を一瞬で形にする画期的な技術である一方、著作権やプライバシー権の侵害を生じるなど議論を呼んでいるが、テレビ業界では徐々に制作に取り入れられているようだ。
「大人気ドラマ『VIVANT』(TBS系)でも生成AIを使うことが発表され、話題になりましたね。部分的な補助として利用することに否定的な人はあまり多くはないでしょう。ただ、戦国武将の特番については、多くの歴史ファンが固有のイメージを持ち、親しむ対象を生成AIで作ったことが、拒否感を生んだ原因でしょう」(同前)
今後、新技術でテレビ番組がどう変わるのか注目だ。
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