
Number_iの平野紫耀
年の瀬の恒例番組『NHK紅白歌合戦』(以下『紅白』)。毎年、出演者や内容が大きな注目を集めるが、有吉弘行、綾瀬はるか、今田美桜が司会を務めた今年、業界での評判はどうだったのか。
「2024年は視聴率が歴代ワースト2位を記録しましたが、今回はV字回復で、上昇しました。とはいえ、もろ手をあげて喜べる状況でもありません。『サプライズが少なかった』との声もあり、嵐、SnowManをキャステイングできなかった段階で、高視聴率を狙うのは難しいことはわかっていました」(NHK関係者)
批判が集まったのはキャスティング面だけではない。曲紹介の間に数秒間の沈黙が続くなど、“グダグダ進行” がSNSで大きな批判を浴びた。芸能評論家の平田昇二氏は、当日の様子をこう評した。
「初司会の今田さんだけではなく、有吉さんや綾瀬さんも肩に力が入り、全般的に嚙み合わないシーンが見受けられました。今田さんは、これまで3度司会を務めてきた綾瀬さんに対して、遠慮を感じていたのかもしれません」
だが、事前に “対策” は打たれていたようだ。前出・NHK関係者がこう振り返る。
「有吉さんのなかでは、『綾瀬さん、今田さんの2人をサポートしなければ』というプレッシャーも大きかったようです。事前に、有吉さんとNHK・鈴木奈穂子アナの2人だけでの打ち合わせもあったようです」
それでももたついてしまった今回の進行。その原因は何だったのか。
「歌手の退場や交代の際、スタッフらしき人影が画面を堂々と横切ることもありました。さらに、今田さんが曲紹介を始める際、ステージ上の準備ができていなかったのか、スタッフが手で止めるような仕草まで映りこみました。今田さんもビックリしたのか、大きな目をいっそう大きく見開いてしばらく黙ってしまいました。
大規模な番組ですから、秒単位の段取りを考えてリハーサルを重ねたはずですが、やはり当日はトラブルがつきもの。特に今回は、特別枠が多かったこともあり、進行が複雑化したことは否めません。
動線を見失ってしまったスタッフも、少なくなかったのでしょう。それに、基本的にアドリブNGとされる『紅白』だけに、急なトラブルに臨機応変に対応できなかったこともあるでしょう」(前出・NHK関係者)
■卒業・郷ひろみに万感の思いを寄せた人物は
一方、郷ひろみが38回めの出場で卒業宣言するという大きな話題も。その郷に対し、当日、万感の思いを寄せた人物がいたようだ。
「サプライズ枠で3曲歌った矢沢永吉さんなどと、持ち時間が違いすぎると同情の声もあった郷さんですが、舞台裏では “若手” に将来を託すような場面がありました。Number‗iの平野紫耀さんは、郷さんへの憧れを語っており、この日は直接会えたことで嬉しそうに握手してもらっていましたね。
平野さんは、舞台上でKing&Princeの2人にアイコンタクトをとっていました。平野さんは同グループを脱退後、新たにNumber‗iを結成。かつて活動をともにしたグループとの共演だけに、さまざまな噂が飛び交いましたが、心は通じ合っていたようでした」(芸能事務所関係者)
関係者を取材すると、ほかにも “マル秘交友” した人物が浮上した。
「サカナクションの山口一郎さんは、『新宝島』の歌唱のとき、タロウマンの太陽マークを手にしていましたが、これが完全にサプライズ。終わってからNHK局員に怒られたそうです(笑)。さらに、AKB48がリハしている現場にも侵入。こちらはおとなしく見学したそうです。
米津玄師さんはスタジオ外でパフォーマンスしましたが、今回のオファーを快諾。コラボしたガールズグループのHANAには、米津さんが自ら頼んで登場してもらったそうです」(同)
■一番株を上げたのは今田美桜
大手広告代理店キャスティング担当者が「今回の紅白歌合戦で一番株を上げた」と名前をあげたのが、司会の今田だった。
「司会としてコメントがいちばん多かったですし、もたついた進行のなかでも、なんとか間をつなごうとしていた。『あんぱん』メンバーとの歌唱もうまくいきましたし、NHKはずいぶん助けられたのではないでしょうか。
特に注目されたのは、矢沢さんの登場シーンでのリアクション。矢沢さんの有線マイクパフォーマンスに『おー!』と素直に驚いた様子が好印象でした。今年は今田さんのCM争奪戦もさらに激化しそうですね」
一方、審査員で目立ったのは “キングカズ” ことプロサッカー選手の三浦知良だ。
「今回は、けん玉上手で有名なドジャースの山本由伸投手に出てもらう計画もあったといいますが、残念ながら実現せず。そこでNHKが望みをかけたのが、以前から依頼していたにもかかわらず、なかなか出てもらえなかった三浦さんでした。わざわざ顔見知りのスタッフを案内人につける “三顧の礼” で、本人も楽しんでいたようです。
ところが、一部テロップが『和良』と間違えて出てしまった。これにはスタッフが平謝りだったようです」(前出・NHK関係者)
ハプニングあり、豪華メンバーの交友あり。これぞ、『紅白』の醍醐味なのかも。
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