1月7日の「文春オンライン」は、人気バラエティ番組『千鳥の鬼レンチャン』(フジテレビ系)の総合演出を務めるスタッフA氏がパワハラ問題を起こし、番組降板になったことを報じた。
「記事によると、A氏は40代の敏腕プロデューサーであり、千鳥らが司会を務めた2023年の『FNS27時間テレビ』でも演出を担当。パワハラ気質の持ち主であり、制作スタッフ全員の前で恫喝を行うほか、殴る、蹴るなどの暴力行為もあったと伝えられています。さらに女性スタッフに対するセクハラ行為も取りざたされています」(スポーツ紙記者)
報道が事実だとするならば、役職の降板だけで済まされない案件だ。X上ではフジテレビに対し、《またフジか》《今までこういうのが横行してたんだろうな》《根深いハラスメント》といった批判が起こっている。
こうした声が寄せられる理由をテレビ業界関係者が語る。
「テレビ制作の現場、特にバラエティ番組の場合は“完全実力主義”の風土が一部で見られます。高視聴率の番組を作れば当然、待遇も良くなります。結果を出してきた実力者が立場を利用して増長してしまうというケースもあるのです。しかし、それを止められなかった制作体制には問題があると言わざるを得ません。フジテレビが掲げてきた“面白ければ何でもアリ”の悪い面が出てしまったのかもしれません」
2024年末に発覚した中居正広の女性問題に局員が関わっていたことをきっかけに、フジテレビは“解体的出直し”を迫られた。信頼回復を目指すなかで再びトラブルが発生した形だ。テレビ局関係者はこう語る。
「中居さんと懇意のフジの名物スタッフが被害者女性と中居さんを引き合わせたことや、トラブル発生後は同スタッフを通じて中居さんが女性に100万円の見舞金を渡そうとして拒絶されたことなどが報じられています。このほかフジが経費を負担し、ホテルのスイートルームで中居さんらと同社の女性アナウンサーが参加する“飲み会”も明らかになりました。フジテレビには批判が集中し、深刻なスポンサー離れが起き25年4月に放送予定だった『FNS歌謡祭』や夏の『FNS27時間テレビ』の放送見送りなどを引き起こしています。
こうした背景があるため、今回のような報道も“やっぱり”と受け取られてしまっています。中居さんの問題以降、フジテレビ社内では飲み会が禁止されたり、経費の出し方について厳格なルールが課されたりしているようですが、まだまだ“膿”は出しきれていないのかもしれません」
視聴者の信頼を取り戻すにはまだまだ時間がかかりそうだ。
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