1月7日の「文春オンライン」が報じた、フジテレビの人気バラエティ『千鳥の鬼レンチャン』をめぐる不祥事に、制作現場が揺れている。
「番組の総合演出を務めるスタッフA氏がパワハラ問題を起こし、番組降板になったことを報じています。記事によるとA氏は40代の敏腕プロデューサーで、2023年の『FNS27時間テレビ』でも演出を担当。しかし制作スタッフの前での恫喝や暴力行為、さらに女性スタッフに対するセクハラ行為も取りざたされています」(芸能記者)
事実であれば、役職降板だけでは済まされない深刻な事案だ。一方、同じくフジの看板番組だった『酒のツマミになる話』にも動きがあった。番組は昨年で終了しているが、その総合演出を務めていた日置祐貴氏が1月末でフジテレビを退社するという。
「1月8日、日置氏はXで退社を報告し、フリーディレクターとして再出発すると発表。フジを含む他局や配信、イベントなどでの仕事について『フジを含めいくつかありがたいお話を頂いております』と明かしました。約22年間を振り返り、『“面白いものを真剣に作る”という姿勢は貫き通して、制作人生のセカンドチャンスを掴みたい』と語っています」(同前)
Xではフジの受難に対し、
《フジテレビは残念》
《いい話気聞かないね》
と嘆く声も見られる。じつはこの日置氏、先述の『鬼レンチャン』の演出スタッフと同様、フジの屋台骨を支える存在だった。
「入社1年目から『めちゃ×2イケてるッ!』を担当し、『ツギクル芸人グランプリ』や『ENGEIグランドスラム』でチーフプロデューサーを務めるなど一貫してお笑い畑を歩む中、2023年から始まった“結成16年以上”の漫才師たちによる賞レース『THE SECOND 〜漫才トーナメント〜』を自ら企画・立案しました。
お笑いへの熱量は筋金入りで 早稲田大学在学中は芸人として『M-1グランプリ2003』(テレビ朝日系)1回戦突破の経歴も持つなど、現場感覚を誰よりも身につけた人物です」
放送作家が語る。
「『鬼レンチャン』演出降板の続報は聞こえてきませんが、番組の中枢を担ってきたトップが相次いで表舞台から姿を消すというただならぬ事態。その下で働くスタッフの体制も大きく変わるでしょう」
いずれにしてもとばっちりを受けかねないのは千鳥だ。『鬼レンチャン』と『酒のツマミ』という2つの冠番組で、予期せぬ事態に見舞われた。
「千鳥さんにはまったく非はありません。それだけに、モチベーションのケアは必要でしょうね。現場が動揺するのは間違いありませんから。ただでさえ、中居正広さんと元フジテレビアナウンサーの性的トラブルを受けて、フジテレビスタッフに向けられる世間の目は厳しい。どうやって番組を支えるスタッフを含め現場を明るくできるのか。フジテレビの経営陣には難題がつきつけられています」
エース不在でまたしても曲がり角を迎えたフジのお笑いバラエティ。現場の立て直しと信頼回復は道半ばだ。
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