
公演が突如中止になった人気女優(写真・本人Instagramより)
1月9日、元宝塚歌劇団星組トップスター・礼真琴の初主演作として注目されていたミュージカル『バーレスク』日本キャスト版について、公演中止が発表された。準備が進められていた最中での決定となり、公式案内では中止理由について具体的な説明はなされていない。
公演会場となる予定だった梅田芸術劇場の公式Xでは、《誠に遺憾ではございますが、本公演の実施を断念せざるを得ない状況となりました》と報告。公演を心待ちにしていたファンに謝罪するとともに、今後もエンターテインメントを届けていく姿勢を示した。
「本作は2010年の映画『バーレスク』を舞台化した作品です。礼さんにとって2024年8月の宝塚退団後初の主演ミュージカルとして、ファンの間で大きな期待を集めていました。
本来であれば、5月の東京公演を皮切りに、大阪、福岡と巡演する予定でしたが、チケット販売前の中止だったため、混乱は最小限に抑えられています。一方で、公演を楽しみにしていた人々の落胆の声も少なくありません」(芸能ジャーナリスト)
X上では、
《期待していただけに残念だけど、中途半端なものを見せられるよりはマシ、という意見に賛成です》
《ロンドンの惨状は聞いていたので、幕が開いて中途半端な形で事故にならなくてむしろ良かったとさえ思っている》
《俳優さんたちもスケジュールを空けていたわけで、しっかり賃金の保証をたのんます》
といった声があがっており、中止を惜しむ声と同時に、完成度や安全面を考慮した判断を尊重する見方もある。背景として指摘されているのが、2025年夏におこなわれたロンドン公演の不評だ。
「同作はロンドンのサヴォイ・シアターで約2カ月間上演されましたが、公演直前に演出・振付スタッフが降板し、キャストが急遽、演出も兼任するという異例の体制変更がありました。衣装の未完成さや、プレビュー公演の開演時間が大幅に遅れるなど、運営面でのトラブルが相次いだと指摘されています」(前出・芸能ジャーナリスト)
さらに、イギリスの俳優・舞台芸術労働者組合が、制作体制について「複数の問題が報告されている」と公表し、関係者の労働環境をめぐって調整に入ったことも話題となった。
「ロンドン公演と日本公演はキャストも異なりますが、海外での混乱が少なからず影響した可能性はあります。舞台は安全管理や準備の積み重ねが重要で、万全を期すための判断だったと受け止める関係者もいます。公式が “遺憾” という強い言葉を用いたことからも、制作側にとって苦渋の決断だったことがうかがえます」(同)
出演を予定していたキャストやスタッフの処遇、劇場の空き日程をどうするのかなど、今後の調整も含め、引き続き注目が集まりそうだ。
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