久米宏さん
1月1日に肺がんのため81歳で亡くなったフリーアナウンサー・久米宏さんの訃報が13日に伝えられ、同日夜の『報道ステーション』(テレビ朝日系)では、久米さんをしのぶ40分もの大特集が組まれた。
「番組では『ニュースステーション』のオープニング映像へのオマージュにはじまり、政治家を鋭く追及する久米さんの姿などがVTRで取り上げられました。
さらに、久米さんとともに番組に参加していた元テレビ朝日の渡辺宜嗣アナウンサーをゲストに招き、渡辺アナが『本当に、また会いたいですね』と涙ながらに語る場面も見られました」(スポーツ紙記者)
通常の放送メニューを大幅に変更し、一般ニュースが伝えられたのはわずか10分ほどだった。
「その後の天気予報では『ニュースステーション』が導入した立体CGが用いられました。続くスポーツコーナーの冒頭でも久米さんの活躍を紹介。大の広島ファンである久米さんが、1989年のペナントレース直前に『もし巨人が優勝したら坊主になる』と話し、実際に巨人が優勝して丸刈りとなった姿も映されていました」(同)
もちろん、久米さんの功績は絶大なのだが、久米さんばかりの内容に、X上では《ニュースはちゃんと伝えた上で、他の番組潰してやればいいのに》《特番でもよかったのではないかい?》などと疑問の声も。
こうした声が聞かれる理由を、テレビ業界関係者が語る。
「時事ニュースでは、高市早苗首相による1月23日召集の国会冒頭での衆議解散という注目トピックがありました。一般ニュースでもこの話題は取り上げられましたが、やはり尺が短い印象は否めません。
久米さんの追悼大特集を優先した番組作りに疑問が出るのは仕方ありません。ネットの指摘どおり、別枠で特番を作る手もあったはずです」
今回の『報ステ』の追悼大特集は、報道番組のあり方を問われるケースともなりそうだ。
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