三山凌輝
未だに続く“クマ被害”が、ついにNetflixをも動かした――。発端は、本誌が昨年11月に報じた、ある映画の撮影中止事件だった。
「いわゆる『三毛別ヒグマ事件』と呼ばれる、北海道で実際に起きた、“殺人クマ”の騒動を描く作品が、Netflix制作で進行中だったといいます。主演は山田孝之さんで、監督は『地面師たち』を大ヒットさせた大根仁さん。昨今世間を騒がせた三山凌輝さんも2番手で出演予定で、長期の北海道ロケも計画されていたといいます。
ところが、そのロケの1カ月ほどというタイミングで、撮影中止のメールが各所に届いたのです。当然、長期間のスケジュールを空けていたキャストへの影響は甚大ですし、スタッフの人件費や制作費の問題もあります。
問題の中止理由ですが、北海道のロケ地付近に“本物の”クマが現われた形跡があるというのです。確かに本作では森の奥深くでのロケを想定していましたから。単純に昨今の甚大な被害を鑑みても、クマに襲われる危険を冒しての撮影はできなかったのでしょう。
Netflix作品の撮影では、民放ドラマなどと比べて演者の拘束期間が長いと言われます。山田さんをはじめ豪華キャストのスケジュールの再調整はなかなか難しく、『撮影中止』というアナウンスではあるものの、再始動はないものと皆捉えていたでしょうね」(映像関係者)
だが、それから約2カ月で新たな進展があったというのだ。
「実は、メインキャストらに一律100万円の“補償金”が支払われることになったんです。背景には各事務所と制作の間での交渉があったと聞いています。
というのも、Netflix本国の規定では『天災によって撮影中止になった場合にギャラは支払わない』となっているためです。今回も“ノーギャラ”になる予定だったといいますが、長期間の拘束が予定されていたこともあり、異例の対応がなされたというのです。もっとも、クマ被害が“天災”なのかは判然としませんが……」(同前)
Netflix Japanの広報に、「異例の100万円“補償金”」の真相を問い合わせるも、《未発表作品や個別の契約条件等に関する詳細については、お答えしておりません》として、コメントは得られなかった。
「Netflixでは、莫大な予算を投入して大規模な作品が制作される一方、無名の俳優陣らを起用することも多い。100万円という額は、芸能界では決して大金ではないかもしれませんが、今作に役者人生を賭けていたキャストにとっては、非常な救いになったでしょうね」(同前)
事務所もこれで一安心といったところか。
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