『ひるおび』総合司会を務めるホンジャマカ・恵俊彰(写真・共同通信)
1月20日放送の『ひるおび』(TBS系)が、高市早苗首相を激しく批判する内容となっており、議論を呼んでいる。
「前日の19日、高市首相は23日に衆院を解散すると発表しました。通常国会の冒頭で衆院を解散し、2月8日に投開票をおこなう総選挙に踏み切る方針を明らかにしました。理由について『高市早苗が内閣総理大臣でいいのかどうか。主権者たる国民のみなさまに決めていただく。私自身も進退をかける』と説明しています」(スポーツ紙記者)
この決断に対し、スタジオでは疑問や批判が相次いだ。
「毎日新聞論説委員で、元首相官邸キャップの佐藤千矢子氏は『解散する理由になるのか?』『ちぐはぐ感があって、国民が納得するのか』と指摘しました。政治ジャーナリストの田崎史郎氏も『国会で選ばれてるんだから、当然、続けていいんでしょ、と。なんでそれを国民に問うの?』『自分の気持ちだけでやっている』と首をかしげていました。ジャーナリストの大谷昭宏氏も『ものすごく勘違いしている選挙』と切り捨てていました」
唯一、タレントとして出演していたフォーリンラブ・バービーですら、高市首相に対して「国会で議論を深めたいとか、国民の声を聞くということは、軽視しているように聞こえる」と批判していた。
つまり、番組に登場した論客が、総じて首相に否定的なものに偏っていたのだ。Xでは
《こんな印象操作が激しい番組は怖すぎる》
《あの手この手で高市内閣さげにかかってるね》
《高市下げが凄い気持ち悪い》
と、高市首相をやり込める方向に傾いていることへの違和感が絶えなかった。また番組では、街の声や野党の反発、消費税問題まで含め、約80分にわたって首相批判を展開。さらに話題となったのが、今回の解散表明会見の演出だった。
「首相就任会見では青だった背後のカーテンが、今回は赤に変更された点を取り上げたのです。2005年、小泉純一郎元首相が“郵政解散”に踏み切った際も、会見の背後は赤いカーテンだったことを引き合いに出し、今回の解散表明と重ね合わせました。
これについて田崎氏は『(小泉元首相の解散会見は)情熱を感じたんですよね。やっぱり揺さぶられたんですよ』としながら、『昨日(の高市首相の会見に)はそれがなかったんですよ』とコメント。色使いまで含めて揶揄していました」(前出・スポーツ紙記者)
はたして、高市首相の決断は、それほど批判されるものなのか。政治ジャーナリストはこう語る。
「高支持率のうちに、解散総選挙をおこなって政権を延命させよう、という意図があるのはそのとおりでしょう。しかし、重要法案の国会審議を後回しにしているという批判が出ています。ただ一方で、選挙というものが民意を政治に反映させる手法のひとつであることは間違いなく、高市首相としては、自民党内でのパワーバランスなども踏まえたうえで、今回の選挙で“圧勝”し、政策を実行していきたい、ということではないでしょうか。
その点を考えると、首相を批判するという姿勢だけが際立った番組の構成に、視聴者が疑問を抱くのもわかります」
民意は首相の判断に、どう審判を下すのか。
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