芸能・女子アナ芸能

ほっかほっか亭、漫画のコマを引用リポストでツッコミ殺到…「背景を十分に理解せぬまま」公式が即座に謝罪

芸能 記事投稿日:2026.01.22 20:35 最終更新日:2026.01.22 20:41

ほっかほっか亭、漫画のコマを引用リポストでツッコミ殺到…「背景を十分に理解せぬまま」公式が即座に謝罪

ほっかほっか亭の公式X(写真・同社公式Xより)

 

 1月21日、持ち帰り弁当チェーン『ほっかほっか亭』の公式Xが、あるユーザーが漫画の一コマとともにXにアップした投稿を引用リポスト。元ネタ(漫画)の背景や、その後の展開を知らずに引用しているのではないかというツッコミが殺到し、SNSがざわつく展開となった。

 

「『ほっかほっか亭』の公式Xは、1月21日、あるユーザーが漫画の一コマとともにアップした《父親がほっかほっか亭の焼肉弁当買ってきてくれた》という投稿を《ほっかほっか亭の牛焼肉弁当 お父様に感謝ですね》と引用リポストしました。

 

 ユーザーが貼りつけた漫画は、1997年から2004年まで集英社『スーパージャンプ』で連載されていた徳弘正也氏の近未来SFギャグバイオレンス漫画『狂四郎2030』からの引用で、坊主頭の少年が『うめ うめ』と言って涙を流しながらカレーを頬張るカットです。

 

 このカットだけを見れば、ほっかほっか亭の公式が引用リポストしてしまったこと自体、なんら問題がないと思うかもしれません。

 

 しかし、このカットには続きがあり、その後、少年が悲惨な運命をたどることから、しばしばネットミームとしてネタにされるカットだったのです」(スポーツ紙記者)

 

『狂四郎2030』は、2030年、第3次世界大戦が終結した5年後の荒廃した日本を舞台に描かれた漫画で、少年のカットの話は、単行本第5巻の「シティからの罠でござる」の回に登場する。漫画ライターが語る。

 

「この回では、主人公・狂四郎による9歳のころの回想シーンが描かれます。狂四郎たちは、国によって遺伝子異常と見なされた子どもたちが入れられる『関東厚生病院』という施設で、日々、優秀な兵士になるための訓練を強制的に受けていました。

 

 この施設は成績の優劣によって、食事の量にも明確に差をつけられる過酷な環境です。優秀な狂四郎たちはきちんとした食事にありつけていたものの、『宇治田』という落ちこぼれの少年は、いつも最低限のギリギリの食事しか与えられていませんでした。

 

 そんなある日、成績に関係なく全員にカレーが振る舞われる日があり、子どもたちは、職員から『おかわりもいいぞ!』と告げられます。日ごろ、まともな食事を摂れていない宇治田少年は涙を流しながら嬉しそうにカレーを頬張り、当然、おかわりもリクエスト。

 

 嬉しそうに食べる宇治田の姿を、狂四郎たちも笑顔で見守ります。ほっかほっか亭が引用した『坊主頭の少年が「うめうめ」と言いながら涙を流してカレーを頬張るカット』は、まさに、このシーンです。

 

 しかし、その後、職員から唐突に『毒ガス訓練』を始めることが告げられ、施設に毒ガスがまかれると、子どもたちは一斉に激しく嘔吐。職員からは、毒ガスは致死量にいたる量ではないものの、『いやしく腹いっぱい食った奴ほど苦痛は続く!!』と説明があり、結果的に、カレーをたらふく食べた宇治田少年は、手にスプーンを握りしめたまま死んでしまうのです」

 

 漫画はこうした展開をたどるだけに、X上では、ほっかほっか亭の引用リポストに《飲食業界これに反応しちゃダメだって》などのツッコミが多数あがる事態となった。

 

「こうした声を受けて、翌日、同社は【お詫び】として公式Xを更新。《昨日、弊社公式(旧Twitter)からの投稿に関しまして、多大なるご心配とご不快な思いをおかけしましたことを深くお詫び申し上げます》と切り出すと、《投稿の際、引用した画像が漫画作品の一コマであることに加えて、その背景を十分に理解せぬまま、引用リポストを安易に行なってしまいました》と、やはり漫画の “その後の展開” を知らずに投稿していたことを明かしました。

 

 さらに、企業の公式アカウントとして不適切な振る舞いであったことに反省の弁を述べつつ、当該投稿の削除を報告。《今後は二度とこのような事態を招かぬよう、投稿前の確認プロセスおよびコンテンツの取り扱いに関する社内教育を根本から見直し、誠実な情報発信に努めてまいる所存です》として、改めてユーザーや関係者に謝罪しました。

 

 ほっかほっか亭が謝罪コメントを出したことで、SNSも一転して軟化。ネットミームまで知り尽くしていないと迂闊にリポストもできない点に同情する声もあがりました。

 

 実際、ネットにはさまざまな独自文化やミームがあり、拡散を目当てに広報担当者が “乗っかる” と、炎上してしまうケースが多々あります。

 

 淡々と “まじめ” な投稿だけを繰り返すべきなのか、あるいはネットに精通した担当者を据えて当意即妙なやり取りを進めるべきなのか、悩ましいところですね」(ITライター)

 

 どうすれば炎上を避けられるのか、難しい問題だ。

12

出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

芸能・エンタメ一覧をもっと見る

今、あなたにおすすめの記事

関連キーワードの記事を探す