加藤一二三氏
“ひふみん”の愛称で親しまれた将棋棋士・加藤一二三九段が1月22日、肺炎のため86歳で亡くなった。現役引退後はバラエティで活躍するなどお茶の間でも人気を博したが、そんな加藤さんの個性的な直筆文字が話題となっている。
「同じく22日、将棋業界唯一の月刊誌『将棋世界』や将棋書籍などを刊行しているマイナビ出版の将棋関連アカウントが、Xに追悼ポストをしたのです。
《『加藤一二三名局集』と『直感精読 加藤一二三の詰将棋』を担当した際にお世話になりました》
こう担当編集者が感謝の言葉をつづり、
《その頃はとてもお元気で、お会いするとずっとお話されていた印象です。直筆の文字を判読するのがめちゃくちゃ大変でしたが、徐々に慣れてきて、読めるようになったときは嬉しかったです》
と、生前の元気な様子を懐かしがりながら、直筆原稿の写真も添付したのです」(芸能記者)
20文字×20行の原稿用紙にびっしりと書かれた文字は、編集担当者の言葉どおり、その多くは一見して判別不能な文字列だった。しかし、乱筆というより、人柄を感じさせる豪快な文字の数々が並んでおり、X上では《字も超個性的》《天才の匂いがする字》と驚きの声が相次いだ。
投稿の最後には《ご冥福をお祈りいたします。天国でたくさんうな重を食べてください》と、食欲旺盛で知られた加藤さんに哀悼の意を表している。
この文字に芸能プロ関係者が語る。
「2017年、77歳のとき現役を引退。その5年ほど前から『アウト×デラックス』(フジテレビ系)などに出演し、“ゆるキャラ”的な癒しの存在として注目されていました。
引退後は『ワタナベエンターテインメント』と契約し、『踊る!さんま御殿!!』『しゃべくり007』(日本テレビ系)、『徹子の部屋』(テレビ朝日系)と人気番組を“一周”。かわいいおじいちゃんキャラとして“一二三旋風”を巻き起こしましたが、あの字も見れば感性の振り切れ方も納得です」
ファンに書くサインも豪胆で、まるで絵画のような文字だったという加藤さん。天国でもきっと、「ひふみん文字」を書いているのかもしれない。
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