
お笑い芸人のコウメ太夫
1月19日に放送されたNHKの夜ドラ『替え玉ブラヴォー!』で、大人向けバレエ教室の生徒役として登場したのはピン芸人のコウメ太夫。白塗りの女形姿で「チックショオーッ!」と絶叫する芸風とはまったく違う、“普通のおじさん” 姿。多くの視聴者から「気づかなかった」と言われるほどの自然な演技を見せた。
「コウメさんは、ここ1年で4本のNHKドラマに出演しており、“もはや御用達俳優” だとも報じられています。『東京サラダボウル』ではそば店主、『ひとりでしにたい』では主人公の勤める会社の課長、『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』では水茶屋の主人、今回はバレエ教室の生徒。メインどころではない脇役ながら、作品のアクセントになる役として起用されています」(芸能記者)
現在53歳のコウメ太夫は、1995年に梅沢富美男劇団に入団している。役者の素養はそのころに培ったものだ。1997年にお笑いに転身するも泣かず飛ばずだったが、白塗りを思いついて事務所ライブで披露したところ、『エンタの神様』(日本テレビ)のスタッフに “発見” される。2005年に番組に出演し、一気にブレイクした。
「2006年に当時流行っていた携帯電話の “着うた” を発売、80万ダウンロードを超える大ヒットを記録しました。かなりまとまったお金が入ってきたため、アパートを1棟購入しています。
2007年に結婚し、息子が生まれますが、2009年に離婚。シングルファーザーとして息子を育てながら、お笑い芸人と大家さんの二足のわらじでコツコツと活動を続けていました」(前出・記者)
ブレーク後も、消えることなく仕事が続くコウメ太夫。そして、この1年は “役者” としての評価が上がり始めている。
「大河ドラマ俳優になったと話題になった昨年、チーフプロデューサーは《短いシーンでも存在感を出していただくことに信頼性があった》と起用理由を説明しています。アラフィフのどこにでもいそうなおじさん、でも妙に存在感があるという、稀有な存在なのかもしれませんね」(同)
Xでも俳優・コウメ太夫に注目する声が。
《こういうおじさん、日常生活で1日100人は見るけど、芸能界にはコウメ太夫しかいないからね。需要すごそう》
《人間性としては間違いない人なんだと思う》
《名脇役というか映画の助演男優賞を取りそうな雰囲気の俳優になってる》
お笑い芸人から俳優になった例は数多い。『お笑いスター誕生!!』(日本テレビ系)出身のでんでんは第35回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞など数々の映画賞を受賞した。ドラマに数多く出演する安井順平や三浦誠己もかつてはコンビ芸人だった。
「コウメさんも、バイプレイヤーとして、さらに出演が増える可能性は高いですね。本人は過去に『舞台は白塗りだから、プライベートは気づかれなくていい』なんて呑気なことをおっしゃっていましたが、これからはガンガン気づかれるでしょうね。コウメさんは、おとなしいタイプの方なので、見つけてもそっと見守ってほしいところですが」(同)
2026年は “役者コウメ” の大ブレイクがあるのかも。
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