
俳優・山崎努
1月27日、映画ファンにとっては嬉しいニュースが飛び込んできた。
「祟りじゃー!」のフレーズでかつて大ブームを引き起こした映画『八つ墓村』が、完全新作として、30年ぶりにカムバックするというのだ。
『八つ墓村』は、ミステリー作家・横溝正史の推理小説で、私立探偵・金田一耕助シリーズのひとつだ。
映画ライターが言う。
「物語は、戦国時代にとある村に逃げのびてきた尼子氏の落武者たちを、彼らが所持していた財宝目当てに村人たちが惨殺します。そして大正時代に、かつて落武者たちを惨殺した際の首謀者の子孫で、田治見家の当主・要蔵が村人たち32人を無差別に殺戮。戦後この呪われた村で新たな連続殺人が発生し、金田一耕助が事件解明に乗り出すという話です。これまでに3回映画化され、テレビドラマも7本制作され、舞台化もされた人気作です。時代設定は作品によって原作とは違ったりしています。『祟りじゃー!』は1977年版のフレーズですね」
今回、新作映画公開が発表されたとはいえ、監督やキャストは未発表で後日発表されるといい、松竹とソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントの配給で2026年の秋に公開予定だという。
キャストが未発表のため、SNS上では金田一耕助役を誰が演じるのか、というキャスト予想で盛り上がっている。
これまでに『八つ墓村』で金田一を演じたのは、映画では片岡千恵蔵(1951年)、渥美清(1977年)、豊川悦司(1996年)。ドラマでは、古谷一行、片岡鶴太郎、稲垣吾郎、吉岡秀隆などが務めており、個性派俳優たちの名前が並んでいる。
「金田一耕助役のイメージが強いのは、石坂浩二さんです。映画『犬神家の一族』、『悪魔の手毬唄』『獄門島』など1970年代後半に続けて演じていたからです。ただ『八つ墓村』ではありませんでした。
『八つ墓村』以外で、金田一役を演じた俳優は他にも映画では、高倉健さん、中尾彬さん、西田敏行さん、三船敏郎さん、鹿賀丈史さんらがいます。テレビドラマでは、役所広司さんや上川隆也さん、そして山下智久さんや加藤シゲアキさんらも演じています」(同前)
今回の製作発表を受け、注目集める金田一役のキャストに関して、X上は予想合戦の様相を呈している。
《金田一耕助は菅田将暉あたりかなぁ》
《こちらの金田一くんは…ムロツヨシ辺りかな笑》
《意外なところで大泉洋の金田一、とか?》
また、過去に金田一を演じた俳優を挙げ、
《金田一は誰がやるんだろ...。まさか石坂浩二!?》
《稲垣吾郎さんの金田一耕助も好きだったんだよなぁー》
などの再登板を望む声も上がっている。
また、金田一以外にも、田治見家の当主・要蔵役についても注目が集まっているようだ。前出の映画ライターが言う。
「特に映画ファンの間で評価が高いのは、野村芳太郎監督がメガホンをとった1977年版です。金田一役は渥美清さん、32人殺しの要蔵役は山崎努さんが演じたのですが、村人を殺戮していくなかで一言も発せずに遂行していく様はまさに狂気そのもの。当時、めちゃくちゃ怖かったのを覚えています。いまでも『トラウマ映画』として言及されることも多いですね」
X上でも
《こどもの頃に見た山崎努さんが、強烈過ぎて》
《八つ墓村というと田治見要蔵を誰がやるのか気になる。個人的に山崎努さんのが凄かった…》
《‘77年版を超えられないでしょうね。》
という声が出ている。
1977年版では観客にトラウマを与えた『八つ墓村』だが、2026年版はどうのような映画になるのか、ファンの期待が高まっている。
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