
広瀬すず
戦国時代、貧しい農村に生まれた兄弟が天下獲りを果たすまでを描くNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』が話題だ。
同じく戦国乱世のエンタメ界ではいま、“姉妹”がヒットの鍵を握っているという。本誌は、大手広告代理店が2026年1月に、NHKと在京キー局のドラマ・バラエティ番組プロデューサー、編成担当者に調査した「エンタメ界最強の姉妹」の結果を入手。上位20組を紹介する。
コンプレックス解消で “雪解け”
1位は、デッドヒートを制した上白石萌音(もね)、萌歌(もか)姉妹。2人は2011年開催の「第7回東宝シンデレラオーディション」をきっかけに芸能界デビューを果たしたが、このときにグランプリを獲得したのは、妹の萌歌。姉の萌音は、審査員特別賞だった。
「一緒に芸能界入りしましたが、映画『舞妓はレディ』(2014年)に主演するなど、ブレイクは “特別賞” の萌音さんのほうが先でした。そのため、萌歌さんはずいぶん劣等感を抱いていたそうで、一時は周囲も気を使うほどでした。それも、萌歌さんが『金田一少年の事件簿』(2022年、日本テレビ系)のヒロインを演じたころから、連ドラや映画で重要な役をまかされるようになり、わだかまりが消えたそうです。最近では、親友の杉咲花さんをまじえて3人で料理を作って食べることもあるそうです」(芸能記者)
この仲のよさを証明するように、萌歌は姉が主演している舞台『千と千尋の神隠し』の韓国・ソウル公演をとんぼ返りの強行スケジュールで観劇。ある芸能関係者によると、「萌歌さんは萌音さんの楽屋を訪ね、『ねぇ、聞いて聞いて!』とマシンガントークで近況を話していました」という。
「2人は映画『羊と鋼の森』(2018年)で一度、共演していますが、いまの2人が共演したら、もっと話題になるはずです。企画を検討しています」(ドラマプロデューサー)
姉が手作り料理を妹におすそ分け
2位は広瀬アリス、すず姉妹。こちらも映画、ドラマで主役を張る2人だが、ある理由が勝敗を分けたという。
「きょうだいの話題がNGのタレントがいるなかで、広瀬姉妹はOKなのでありがたいのですが……。2人が忙しすぎて、スケジュール的に“共演”が難しそう」(ドラマ関係者)
テレビマンには、共演の実現性が低いことがネックになったようだ。広瀬姉妹は、デビュー当時から2021年ごろまで同居していたことでも有名だ。
「同居を解消してからも、姉妹仲は良好だと思いますよ。アリスさんはすずさんのことを本当にかわいがっていて、取材のたびに『この間、おかずを作りすぎたので妹(すず)におすそ分けしたんです』などと、毎回、こぼれ話をしてくれるので助かっています」(前出・芸能記者)
五輪でフィギュア界のスターに脚光が
2月6日よりミラノ・コルティナ冬季五輪が開催されることもあり、注目を集めているのは、3位のフィギュアスケート界の国民的スター・浅田舞、真央姉妹だ。
「高齢層の視聴者を狙う番組の場合は、大きな力を発揮する姉妹です」(バラエティ番組プロデューサー)
姉の舞はスター選手だった妹・真央とつねに比較され、一時期、姉妹仲はよくないといわれていた。
「たしかに仲がよくない時期があったようです。いまは、舞さんが年齢を重ねて落ち着いてきたのと、真央さんが歩み寄ったこともあり、関係は良好だと聞いています。
真央さんはアイススケートショーのプロデュースをしたりと、現役引退後もスケート命の生活をしています。舞さんはメディアにいつも丁寧に対応して、偉ぶったりしないため、現場での評判が非常にいい。フィギュア界の最強姉妹の座は安泰じゃないでしょうか」(前出・芸能記者)
4位には、ドラマ業界で「平成の最強姉妹といったらこの2人」とされる石田ゆり子、ひかり姉妹が入った。
連続テレビ小説『ひらり』(1992年度後期、NHK)、ドラマ『あすなろ白書』(1993年、フジテレビ系)でヒロインを演じた妹・ひかりが先にブレイク。姉・ゆり子はその陰に隠れていたが、2001年にひかりが結婚して仕事をセーブしたことを機に、立場が逆転した。連続ドラマ、映画に多数出演、俳優業のほかにlily名義での音楽活動や、エッセイを上梓するなど活躍している。
「ある程度の年月を経て、それぞれの生活がありながらも関係性がよさそう」(テレビ局関係者)
「お2人が幼少期を過ごされた台湾への旅番組で共演オファーをした」(別のバラエティ番組プロデューサー)
冬季五輪イヤーでもう1組、注目を集めているのが、5位の、女優とスケーターの“二刀流”で活動する本田真凜、望結(みゆ)と、スケーターと女性ファッション誌のモデルとして活動する紗来(さら)の本田3姉妹だ。
「3姉妹とも仲がよく、時間が合えば一緒にご飯を食べに行ったり、旅行をしたりしているそうです。三女の望結さんは、惚れっぽく、好きになったらぞっこんになるタイプだそうで、真凜さん、紗来さんの2人は『20歳を超えているのに大丈夫かな』と心配しているそうです(笑)」(前出・芸能記者)
プロスケーター、女優、モデルとそれぞれの個性が光る3姉妹は「3人のタレント性に違いがあってすごくおもしろい存在」(テレビ局関係者)と、テレビマンの評価は高い。
「この姉妹を束ねているのは、望結さん。仕事場ではいつも『姉と妹をよろしくお願いします』とあいさつしています」(別のテレビ局関係者)
地元・滋賀県で圧倒的な支持率No.1美人姉妹
「出身地の滋賀で、圧倒的な人気があります」(テレビ局関係者)という高橋メアリージュン、ユウ姉妹が6位に。
女優業のほかにモデルとして活動していることもあり、前出のテレビ局関係者は「2人ともスタイリッシュで、Z世代から熱烈な支持があります」と話した。
「2人の幼少期の貧乏話は、鉄板のネタです。これだけで何回でも番組が作れます」(バラエティ番組プロデューサー)
「姉のメアリージュンさんは振り切った演技ができるし、ユウさんは格闘家の妻でもあるので番組では重宝します」(前出・テレビ局関係者)
7位は、昭和の最強姉妹である岩崎宏美、良美姉妹、8位には14歳の年齢差がある平愛梨、祐奈姉妹がランクイン。サッカー日本代表・長友佑都選手と結婚し、4児の母である愛梨と、『横浜ネイバーズ』(東海テレビほか)『ヤンドク!』(フジテレビ系)と1月期の連続ドラマ2本に出演する祐奈は、2024年からアパレルブランドのCMで共演する注目の姉妹だ。
「祐奈さんは、6人きょうだいの末っ子としてとてもかわいがられて育ったそうです。長友選手の都合で愛梨さんが海外移住している際も、休みをもらってはお母さんと一緒に愛梨さんのもとに足しげく通っていたそうです」(女性誌ライター)
9位は、「自分たちをシスターズと呼んで、どこへ行くにも一緒だそうです」(テレビ局関係者)という、木村拓哉・工藤静香夫妻の娘であるCocomi、Koki,姉妹。
10位は「いま日本でいちばん稼働している姉妹かもしれません。2023年からアパマンショップのCMで共演しています」(広告代理店関係者)という土屋炎伽(ほのか)、太鳳(たお)姉妹となった。紆余曲折を経て、固い絆で結ばれた姉妹が天下を獲った。
写真・長谷川 新、産経新聞
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