
朝ドラ『ばけばけ』で主演を務める髙石あかり
1月30日放送のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』第85話が大きな反響を呼んでいる。
第17週はトキ(髙石あかり)の幼なじみで、代用教員をしているサワ(円井わん)を中心としたストーリー。正規の教員になるため猛勉強するサワと、そんなサワに協力を申し出た庄田(濱正悟)との恋模様が描かれた。
庄田はサワに松江中学の教師になると告げ、「わしと夫婦になろう。惚れてるんだ、おサワさんに。だから教師になることにした。来月から月25円。それでおサワさんちの借金を返して、長屋を出よう」とプロポーズする。だがそこで場面は一転し、サワが住む天国長屋に。そこへトキもやってくる。サワは「断る理由なんて、これっぽっちもなかったのに……。つかめんかった、あの人の手……どげしてもつかめんかった。私はおトキにはなれん。同じ道は歩けん」と庄田からの求婚を断ったことを話す。そして「大好きだったのに!全部おトキのせいだけんね」と、トキの胸で泣きじゃくった。
この展開に、Xでは
《ちょいちょい神回をぶっこんで来る「ばけばけ」ですが、自分的には本日超神回。不器用なおサワちゃんの気持ち刺さりまくりで朝から2回見て2回泣いたわ》
など、「泣けた」「切ない」と言った声があふれ、ドラマで花田旅館の女将・ツルを演じている俳優の池谷のぶえも、自身のXに
《おサワちゃんの気持ちのグルグルが伝わり過ぎて号泣》
と、その気持ちをぶつけるほどだった。放送後、Xには「サワちゃん」「トキのせい」「庄田さん」「自分の力」「正規の教師」など、多くのキーワードがトレンド入りする事態となった。
「あまりにも順調に進んできたサワと庄田の恋ですが、多くの視聴者が、この恋がすんなりとはいかないことに気付いていたはずです。身請けされて遊郭から抜け出したなみ(さとうほなみ)が、第81話でサワについて『あの子は、(長屋から)自分の力で出てくる』と語っていたことも伏線となっていました。それでも、なんとかサワに幸せになって欲しい、この恋が成就してほしいと願っていた人は多かったでしょう。
大好きな庄田と一緒になればすぐに幸せになれる。にもかかわらず、その手をつかむことはできなかった。自分の力で今の境遇から抜け出して見せる――そんな不器用で、でも真っすぐなサワの生き方。従来の朝ドラであれば、トキよりもサワの方が、ヒロイン像に近いともいえます」(芸能記者)
“アナザーストーリー”的な『ばけばけ』第17週だったが、多くの視聴者の胸を打ったことは間違いないようだ。
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