
MBS 毎日放送の虫明洋一社長(写真・共同通信)
1月29日、MBS 毎日放送の虫明洋一社長が定例会見を開き、選挙特集で特定の政党を「強くてこわい日本」と表現した件について、謝罪した。ただ、会見での社長の “ある発言” がさらなる波紋を呼んでいる。
問題となったのは、1月22日放送の情報番組『よんチャンTV』の報道。衆院選が注目を集めるなか、各政党の公約の違いを伝えたのだが……。
「有権者の判断軸に関する説明の際、MBSの前田春香アナウンサーがモニター画面を使って説明しました。その画面には、『強くてこわい日本』に自民党、日本維新の会、参政党が、『優しくて穏やかな日本』に中道改革連合、国民民主党、共産党、れいわ新選組が表示されていたのです。
この “区分け” をもとに、ジャーナリストの武田一顕氏が解説する内容でしたが、放送後からSNSで『偏向報道』など番組への批判が相次ぎ、炎上する事態になりました。
22日の放送の最後と23日に、この文言が正しくは『強くて手ごわい日本』だったと訂正し、メインパーソナリティーの河田直也アナウンサーが『選挙前の大変重要なこの時期に、本当に不適切だったと考えています』と謝罪しました」(スポーツ紙記者)
騒動から1週間後、冒頭の定例会見で虫明社長は「非常に不適切な表現がありました」と謝罪。「強くてこわい日本」という表現に関して、「真意は、国民にとってではなく、周辺諸国にとって手ごわくあなどれないという意味だった」と説明した。さらに、問題が起きた経緯にも言及した。
「虫明社長は、『社員含めた編集長、外部スタッフなど複数名で事前に表現方法などをチェックしました』と、放送前に複数人で確認をおこなったことを明かしたのです。“こわい” という表現について議論はあったそうですが、口頭でアナウンサーがフォローすることで、視聴者に意図は伝わると判断したといいます」(芸能記者)
この虫明社長の発言を受けて、Xでは
《毎日放送には、チェック機能のチェックが必要だな》
《社内でチェックしたうえであの放送かよ》
《会社組織なら普通こういうのを上司がチェックするんじゃないの?》
など、厳しい声があがっており、火に油を注いでしまったようだ。
「番組上層部を含む話し合いの場で、“政党区分け” 表現を認識していながら、最終的に放送の許可を出したことが判明し、情報番組としての見識が疑われたようです。
衆院選は2月8日投開票ということもあり、騒動後も『よんチャンTV』では、選挙に関する企画を放送しています。
虫明社長は問題となった放送回は『雑な報道をしてしまった』としつつも、『総体としては胸が張れる選挙報道をやってきました』と強調していました。
番組の体制自体が疑われかねない状況に置かれるなか、“胸が張れる報道” と述べる社長に呆れる視聴者もいたようです」(同)
『よんチャンTV』は、失った視聴者からの “支持率” を取り戻せるか──。
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