
WBCに出場予定の大谷翔平
1月29日、日本テレビは3月におこなわれるワールド・ベースボール・クラシック(WBC2026)で、Netflixで独占配信されるライブ映像のうち、15試合の中継制作受託をおこなうと発表した。内訳は1次ラウンドでは日本戦4試合を含む10試合と、さらに準々決勝から決勝までの5試合の日本向け映像制作だ。
「このほか、Netflixと “プロモーションパートナー” として連携し、大会の盛り上げ役を担うとされています。地上波で開幕特番など9枠の特別枠を予定しており、ニュース番組や情報番組などでも大会の様子が放送されます。
日本テレビは『70年かけて培ってきた野球中継の確かな制作・技術力を今大会においても遺憾なく発揮し、大会連覇が期待される日本代表チームをはじめ、世界最高峰の戦いが繰り広げられる歴史的な大会を、多くの方々にお楽しみいただけるよう準備を進めてまいります』と発表しています」(スポーツ紙記者)
日テレの意気込みが感じられるが、肝心の試合本編はNetflixで独占配信となる可能性が高いため、SNSでは「ただの下請け」とツッコむ声が多い。
《日本テレビがNetflixと連携でWBC中継制作を受託って書いてあるけどようは日テレがNetflixの下請け企業に成り下がっちゃったってことですよね》
《日テレでWBC放送してくれるのかと思ったらNetflix様の中継や関連制作をお手伝いさせていただきますぅ!!って感じか…》
さらに、Netflix国内独占配信のスペシャルサポーターを嵐の二宮和也と俳優の渡辺謙が務めるのを受け、《あれがなければ中居くんだったかもね》《前回のWBC見ると中居がいたけど、今回はいない》といった、2025年1月に芸能界を引退した中居正広を思い出す声も。
新興勢力であるNetflixの軍門に下ることは、テレビ業界関係者にとって大きな衝撃だ。
「前回2023年のWBCは、日本の地上波ではTBS系とテレビ朝日系で中継がおこなわれました。TBSでは、12月31日に『WBC2023 ザ・ファイナル』と題された、5時間45分の大型特番が中居さんの総合司会によって放送されました。
今大会は、現時点では試合本編の中継はNetflixが独占し、実質的な “制作下請け” と “宣伝” を日本の大手キー局が担う構図になっています。3年でネットと地上波の立場が完全に逆転してしまいましたね。
もちろん、ドラマや映画というジャンルで言えば、豊富な資金力で、とっくに逆転されていたのは間違いありません。ただ、WBCという国民的な “祭典” すらNetflixに握られてしまったわけです。
映像制作だけでなく、イベントやグッズ展開など、テレビ局には子会社も含めて豊かなノウハウがある。その源流となるIP(知的財産)をNetflixに握られてしまうのは残念で仕方ないですね」
視聴者をどうやって取り戻すのか、課題は山積みだ。
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