写真左:高市早苗首相(写真・長谷川 新)/写真右:HikakinTVより
「高市早苗です。挑戦しない国に未来はありません。守るだけの政治に希望は生まれません」
高市早苗首相のそんな語り口で始まる、自民党の公式YouTubeチャンネルにアップされた『【高市総裁メッセージ】日本列島を、強く豊かに。』のショート動画が、2月3日現時点で、なんと8900万回超という驚異の再生回数を記録している。
SNS上では、一般ユーザーはもちろん、インフルエンサーたちからも「再生回数がおかしい」と疑問の声があがっている。
「高市首相のショート動画は、1月26日に自民党の公式YouTubeチャンネルにアップされたものですが、96万人超のフォロワーを持つインフルセンサー・Z李氏は、2月2日にXを更新。この時点で、動画が7300万回視聴超えとなっていたことに
《自民党チャンネルの再生数おかしくないか?7300万再生なんてヒカキンとヒカルとがーどまんと朝倉未来が橋本環奈軍団と4vs4の合コン動画やっても行かないと思う。前後の動画の伸びなさも変な感じがする》
と指摘。続くポストでも《広告で5億とか使ってないか?オーガニックで100万再生はあるとして》と疑問を呈しています。
また『ダニエル社長@令和の軍師』こと大原昌人氏は、自身のXに、動画の再生数の伸びを示す表を貼り付け、《これヤバいって。自民党がYouTubeで作った選挙のための高市PR動画ですが、アップ後は全く再生されていなかったのに2日目から広告ブーストをかけまくって7000万再生超え》と指摘。
Webマーケティングに精通する立場から《これ、YouTubeの広告単価を考えると最低でもこの動画1本で2億〜7億円は広告費がかかってる。で、毎年130億円の政党交付金を国からもらう自民党はどうせその潤沢な財源を使ってるはず》と持論を展開。
その上で、《855億円もの税金が使われる今回の「ご都合解散選挙」で、ご都合総理のPRのために国民のカネが広告費として垂れ流しにされる》と述べると、《国民はこんなにやりたい放題されて怒んないの?》と、疑問を投げかけました」(スポーツ紙記者)
こうした指摘に、X上では
《自分とこには、中道とれいわのCMがバンバン流れてくるよ。維新関連の動画をよく見るからそこ狙いだろうね。どの党も広告展開しているので、自民党だけあげつらうのはどうかと》
といった反対意見もあるものの、一方では
《Xのおすすめの一番上の広告欄のところに出てくるようになっています。相当な金使ってますね》
《何度、この広告に興味ないとフィードバックを送っても上がってくる...相当金払ってんだなって感じ》
など共感の声も多くあがっており、物議を醸している状況だ。
「参考までに、自民党の公式YouTubeのチャンネル登録者数はわずか19.5万人。対して、ヒカキンさんのYouTubeチャンネル『HikakinTV』の登録者数は1960万人、ヒカルさんは478万人、『チャンネルがーどまん』は315万人、朝倉未来さんは352万人です。
ヒカキンさんクラスになれば、ショート動画で8000万回超えや、それこそ億超えの視聴回数を記録しているものもありますが、わずか1週間で8700万回視聴はかなり異常です。
また、Z李さんが疑問を口にしたように、自民党のほかの動画の視聴回数は多いものでも22万回程度で、数万回程度のものも目立ちます。この動画だけ異様に観られていることに疑問を持つ人は多いでしょうね」(同)
どの党も広告展開をしているとはいえ、高市首相のPR動画だけが、これほどまでに視聴されるものなのだろうか。
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