
日本テレビの鈴江奈々アナウンサー
2月2日放送の『news every.』(日本テレビ系)で、高市早苗首相をめぐる報道姿勢に疑問の声が上がっている。
「この日、森圭介アナは『波紋が広がっている、高市総裁の“円安でホクホク状態”という発言。その翌日には、けがの治療のため討論番組を急きょ欠席しました』と切り出しました。
続けて鈴江奈々アナが、『こうした言動に、野党側から批判が出ています』と述べ、ニュースの本編に入りました」(スポーツ紙記者)
問題視されたのは、その後の“高市サゲ”の構成だ。
「番組では、高市首相が2月1日の『日曜討論』(NHK)を欠席した件を取り上げ、『遊説中に腕を痛めた』こと、さらに政府関係者による『リウマチの持病があり、寒さもあって痛みが出た』という説明も一応紹介していましたが、VTRのほとんどは野党側による批判コメントのみを並べていました」(同前)
さらに番組は、高市首相が前日の街頭演説で語った円安をめぐる発言にも言及。「輸出産業にとっては大チャンス。外為特会(外国為替資金特別会計)の運用、今ホクホク状態だ」との言葉を取り上げた。
「ナレーションでは『物価高で苦しむ人への配慮に欠けたとの批判もある』と読み上げられ、『高市総裁の言動に、波紋が広がっています』と、否定的な印象を重ねていました」(同前)
極めつけは、日テレ政治部官邸キャップ・平本典昭氏によるスタジオ解説だ。
「解説項目は『#高市総理逃げた 総理側の言い分』『野党は疑問視 “敵前逃亡”追及』『追及の背景 ホクホク発言も』と3つに整理されていましたが、いずれも反発を煽るようなテロップを使って解説しているように見えました。
さらには『Xでは、きのう1日で“#高市逃げた”を含む投稿が、12万回以上投稿され、トレンド入りもしました』と、追い打ちをかけるような“補足”までしていたのです」(同前)
こうした一連の報道に、Xでは支持者を中心に嫌悪感が噴出。
《日テレ酷すぎてチャンネル変えた》
《見てて気分悪いからチャンネル変えた》
《どっち寄りなのか丸わかり》
といった指摘も相次いでいた。これについて民放キー局関係者は「事実関係を整理するニュースというより、評価を先に示してしまっている印象です。政権を批判するのはメディアとして当然の姿勢ですが、選挙期間中ということもあり、どうしても納得のいかない支持者も多いのでしょう」
もちろん、高市首相サイドにも“欠点”はある。
「討論番組の欠席や“円安ホクホク”発言など、ツッコミどころが次々ありました。支持者と“反・高市”の分断は深刻で、とくにSNSを中心に罵詈雑言が飛び交っています。冷静に政策を検討することが大切ですが、それについては『news every.』もきちんとできているのか問われるところです」
むしろ自民党はこうした逆風を燃料にしているようにも見えるが……。
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