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坂本冬美×一路真輝「私たち、怖いくらい似てる(笑)」…2人でドライブ中も “まるで漫才” トーク炸裂

芸能 記事投稿日:2026.02.14 06:00 最終更新日:2026.02.14 06:00

坂本冬美×一路真輝「私たち、怖いくらい似てる(笑)」…2人でドライブ中も “まるで漫才” トーク炸裂

2023年4月に放送されたテレビドラマで初共演した坂本冬美と一路真輝(写真・福田ヨシツグ)

 

 デビュー40周年の記念イヤーに突入した坂本冬美(58)と、デビュー45周年を迎えた宝塚歌劇団の男役トップスター、一路真輝(61)。知れば知るほどよく似ているという2人が、本音で語るぶっちゃけトーク。いざ、開幕です。

 

ーーお2人のテレビ初共演は、2023年4月に放送された相葉雅紀主演のドラマ『ひとりぼっち -人と人をつなぐ愛の物語-』(TBS系)でした。

 

坂本 石井ふく子先生に声をかけていただいて。わたしが、おにぎり専門店「たちばな」の店主でーー。

 

一路 私は、そのお店で働く従業員。2人でおにぎりを握る特訓をしたのに、本番では冬美ちゃんが握っているシーンだけが放送されたんだよね。

 

坂本 ははははは。そうでした、そうでした(笑)。

 

一路 でもね、最初に石井先生からあのドラマのお話をいただいたとき、とても光栄で嬉しかったのですが、正直、不安もありました。そのころは舞台中心で、ほとんどテレビドラマには出ていなかったから、どこかで、もしかしたらなくなったりして、とか考えていました(笑)。

 

坂本 それ、わたしも思っていました。石井先生は坂本冬美でと言ってくださっているけど、きっと台本の段階で省かれちゃう可能性が高いから、あまり期待しないようにしようねと、スタッフとも話をしていたんです。

 

一路 私と冬美ちゃんは似ているところが多いんだけど、そういうふうに思うところもそっくり(笑)。

 

坂本 怖いくらい似ていますよね。

 

一路 きっと、石井先生は私たちが似ていると、最初から見抜いていらしたんじゃないかな。

 

坂本 素敵なドラマに出させていただいて、そのうえ一路さんと出会わせてくださった石井先生には、感謝しかないですね。

 

■宝塚のスターだから緊張すると思ったら

 

ーーそんなにお2人は似ているんですか?

 

一路 昨年10月に、大阪・新歌舞伎座の『坂本冬美特別公演』に呼んでもらって、1部のお芝居、2部オンステージでのデュエットのほかに、トークコーナーにも出させていただいたんだけどーー。

 

坂本 そこでいろんな話をしたんですけど、とにかく共通点が多いんですよ。わたしがビョン様(イ・ビョンホン)のファンだというのは有名ですが、一路さんも。

 

一路 ヨン様(ペ・ヨンジュン)じゃなくてビョン様(笑)。

 

坂本 学生時代にやっていた部活も、わたしはソフトボール部で、一路さんもーー。

 

一路 ソフトボール部!

 

坂本 わたしは守備のとき、いつもマスクを被っているキャッチャーで、一路さんは花のあるピッチャー。そこにわたしと一路さんの違いが出るんですけどね(苦笑)。

 

一路 いや、でも私はベンチメンバーで、冬美ちゃんはレギュラーだから。

 

坂本 いやいやいやいや。確かにレギュラーでしたけど、部員が9人しかいなかったんですから(笑)。

 

一路 声のキーも一緒だよね。

 

坂本 そうなんですよ。お芝居のなかで2人が『ゆびきりげんまん』を歌うシーンがあるんですけど、いつも同じキーで声が出るんですよね。

 

一路 最初、冬美ちゃんにそれを言われたとき、『ゆびきりげんまん』って誰が歌っても同じじゃないかと思ったんですけど、そうじゃないんです。話すトーンが違うと、同じにはならないんですよ。

 

坂本 あと、毎日舞台袖で『私だけに』を聴かせていただいたのですが、一路さんは魂で歌っている感じがしました。

 

一路 それは、冬美ちゃんもそうでしょう?

 

坂本 はい。精魂尽きるまでやっちゃう、魂系です(笑)。

 

一路 これ以上やったら声が出なくなるかもとか考えないからね、2人とも。そういうところもそっくり(笑)。

 

――お2人は、性格も似ているんですか?

 

坂本 初めてお会いしたときは、けっこう緊張していたんです。なんといっても、宝塚で男役のトップを務めたスターさんですから。ところが一路さんは、最初からそういうところが全然なくて。

 

一路 なかったですか?

 

坂本 申し訳ないですけど、なかったです(笑)。お会いできるのは嬉しいけど、緊張しちゃうんだろうなと思っていたので、あれ!? という感じでした。

 

一路 冬美ちゃんも、自分から表に出ていくタイプじゃないしね。そういうところも似ているよね。

 

坂本 ですね。どちらかというと、わたしは子供のころから引っ込み思案だったので。

 

一路 そうなの?

 

坂本 はい。こう見えて、そうなんです(笑)。でも、わたしと違って、一路さんは宝塚男役のトップスターさんですから、グイグイくる方なのかと思っていたので、むしろ緊張していない自分にびっくりでした。

 

一路 そう言ってもらえるのは嬉しいけど、宝塚のトップだったのはもう30年も前のお話で。冬美ちゃんには「お願いだから、“元” をつけて」と言っているんですけど、“元” をつけるのを忘れちゃうんですよね(苦笑)。

 

坂本 ははははは。すみません、そうでした。一路さんはそうおっしゃるんですが、でも今も現役バリバリで舞台に立っている一路さんは、正真正銘のスターさんですから。

 

一路 それを言ったら、冬美ちゃんのほうがすごいじゃない。座長公演もそうだし、『NHK紅白歌合戦』にも毎年出ている、現在進行形のスターさんなんだから。

 

坂本 いえいえ。わたしはまだ中堅ですから。

 

一路 いつもこうなんですよ。トークショーで最初、「私は3番手くらいですから」と言うから、「冬美ちゃんの上にいる2人はどなたなの?」と聞いたら、真面目な顔で指を折り始めてーー。

 

坂本 いや、ほら、あのときは深く考えず、とりあえず数字を言っておけばいいかなと思って、「3番手です」とお返事したら、一路さんが真顔でお聞きになるから…モゴモゴモゴ(苦笑)。

 

一路 5番手……いや、7番手……いやいや、9番手くらいかな……と、どんどん声が小さくなって、順位も落ちていくんですから(笑)。

 

ーーお2人は、まるで漫才コンビのようです(笑)。

 

坂本 そうなの。ほんと楽しくて。すべて、一路さんのおかげです。

 

一路 とんでもない。今の言葉、そっくりそのままお返しします(笑)。

 

■2人の体感温度は10度くらいは違う

 

ーーここは正反対というところもあるんですか?

 

坂本 あります、あります。わたしは、まわりが驚くほどの暑がりでーー。

 

一路 私は極端な寒がりです(笑)。今日の撮影でも、私はタートルに上着を羽織ってちょうどいいくらいなのに、冬美ちゃんはーー。

 

坂本 半袖でもいいかなというくらい(苦笑)。わたしと一路さんとでは、体感温度が10度くらいは違うような気がします。

 

一路 先日も、冬美ちゃんを私の車で送って行ったんですけど、しばらく走っていたら、冬美ちゃんの側のウインドーガラスが曇ってきたんですよ。

 

坂本 我慢、我慢と自分に言い聞かせていたんですけどね、窓ガラスまではどうにもならなくて(苦笑)。

 

一路 で、冬美ちゃんに「暑い?」って聞いたら、唸るような声で「はい、暑いです」と。で、ここからが冬美ちゃんらしいところなんですけど、「とりあえず窓を開けようよ」と言ったら、「一路さんが風邪をひいたらいけないので、私は大丈夫です」と言うんですよ。まったくですよね。

 

坂本 あはははは。噴き出した汗で窓ガラスが曇るなんて、ほんとお恥ずかしい限りです(苦笑)。

 

一路 公演中、舞台が終わったらまっすぐホテルに帰って、それぞれ部屋でお食事をして……というのは一緒だったけど、冬美ちゃんは徹底した体調管理で、私は次の舞台の台本読みのためと、理由はまるで違うのも、らしいといえばらしいかな。

 

坂本 わたしは、公演が終わったらお休みをいただきますが、一路さんは?

 

一路 舞台終わりに、あえては取らないですね。

 

坂本 それで平気なんですか。

 

一路 平気じゃないんだけど、宝塚のころからず〜〜〜〜っとそうだったから、それが当たり前というか、慣れっこになっている感じで(苦笑)。

 

坂本 そこが、宝塚のすごいところですよね。

 

一路 昨年12月に『キオスク』という舞台があって。

 

坂本 わたしも観に行かせていただきました!

 

一路 私が演じたのは一人の役だったけど、宝塚の後輩、壮一帆(そうかずほ)さんは一人で男役、老婆、娘役と何役も演じ分けていて。「大変ね」と声をかけたらものすごく嬉しそうな顔で「久しぶりに忙しい出番でワクワクしています」と目をキラッキラさせていたんですよね。

 

坂本 そうか……それが宝塚なんですね。ということは、今年45周年を迎え、お仕事が山のように詰まっている一路さんも、今ワクワクしていらっしゃる?

 

一路 私? 私はもう無理です。「大変?」と聞かれたら、素直に「大変です」と返します(苦笑)。

 

坂本 そう言いながら、いきなり『エリザベート TAKARAZUKA 30 th スペシャル・ガラ・コンサート』に出演されるんですよね。

 

一路 宝塚の退団公演となった、トートを主役にした『エリザベート』の初演が、1996年の2月16日で。今回の公演自体は東京、大阪、名古屋とあるんですけど30年前と同じ日に……というお話をいただいたので、2月16日に東京国際フォーラムの舞台に立たせていただくことになりました。

 

坂本 一路さんは謙虚におっしゃっていますけど、“ミュージカルといえば『エリザベート』” といわれるほど愛されている作品の初演。しかも大阪でトート、東京ではシシィ(エリザベート)と、どちらも一路さんが初演ですよ。『エリザベート』の舞台がある限り、一路さんの名前も語り継がれるんですから、これってすごいことです。

 

一路 私も楽しみにしているんだけど、ただ……その2日前に、渋谷・東急シアターオーブで『エリザベート』の作曲者、シルヴェスター・リーヴァイさんの80歳を祝うコンサートがあるんですよ。

 

坂本 まさか……そこでも歌うの?

 

一路 最初は1曲だけということだったので気軽に受けちゃったんだけど、どんどんどんどんリクエストが増えてきて……。16日のこともあるし何曲歌うか、どの曲を歌うか、絶賛検討中です(苦笑)。

 

坂本 怖い怖い。わたしも経験がありますけど、後から追加が来るのは怖いですよね。

 

一路 ほんと、どうしましょうです。

 

坂本 わたしを含めて、お客さんとしては、聴けるものなら何曲でも聴きたいところですけど、そうもいかないですしね。しかも、その後、3月には舞台もあるんですよね。

 

一路 3月12日から30日までは、東京・世田谷パブリックシアターで、音楽劇『コーカサスの白墨の輪』があって、6月にはコンサートもあるので、45周年の今年はけっこう忙しい1年になりそうです。

 

坂本 全部観たいから、マネージャーにスケジュール調整をお願いしておきますね。

 

一路 冬美ちゃんも40周年だから忙しいでしょう?

 

坂本 40周年記念のコンサートツアーのほかにも、テレビやラジオなどいろいろあるんですけど、わたしの場合は決まったものを一生懸命やるだけで……。自分で自分を褒めてあげてもいいかなと思うのは一生懸命さだけなので、そこは今年も変わりません。

 

一路 冬美ちゃんの一生懸命さは、本当にすごいと思う。そこは、私とちょっと違うところかな。

 

坂本 ウソ、ウソ。一路さんは言っているだけで、いつだって一生懸命じゃないですか。

 

一路 そう言ってくれるのは冬美ちゃんだけで、まわりにはそうは見えていないみたい。

 

坂本 どう見られているんですか?

 

一路 よく言われるのは「悩みごとはないでしょう?」とか(笑)。ノー天気な人間だと思われているみたい(苦笑)。

 

坂本 ははははは。いえ、一路さんはけっしてノー天気な方ではありません! わたしが保証します。

 

さかもとふゆみ
1967年3月30日生まれ 和歌山県出身 『祝い酒』『夜桜お七』『また君に恋してる』『ブッダのように私は死んだ』など、幅広いジャンルの代表曲を持つ。現在、最新シングル『浪花魂』が好評発売中

 

いちろまき
1965年1月9日生まれ 愛知県出身 宝塚歌劇団男役トップスターとして数々の話題作に出演し、1996年、日本初演となる『エリザベート』(トート役)で退団。結婚・出産を経て、2010年に舞台復帰。デビュー45周年となる今年は『エリザベート TAKARAZUKA 30th スペシャル・ガラ・コンサート』をはじめ、数多くの舞台に出演することが決まっている

 

写真・福田ヨシツグ
取材&文・工藤 晋
ヘアメイク・岡崎じゅん(坂本)、大宝みゆき(一路)
スタイリスト・小泉美智子(坂本)、飯村友梨(一路)
衣装・ピアス/MELLERIO(坂本)

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出典元: 週刊FLASH 2026年2月24日号

著者: 『FLASH』編集部

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