
2月15日、フリーの桝太一アナウンサーと日本テレビの後呂有紗アナウンサーがメインキャスターを務める報道番組『真相報道バンキシャ!』(日本テレビ系)の公式Xが、同日放送の衆議院選挙に関する特集企画について謝罪した。日本テレビでは、番組の編集をめぐって、不穏な事態が続いている。
問題となったのは、衆院選挙の自民党新人議員66人を紹介した特集だ。
「比例代表北海道ブロックで当選した村木汀(なぎさ)氏が選挙期間中、名前入りのタスキを使っていなかった場面で、『本来なら名前を売りたいであろうに、名前入りのタスキをかけていません』というナレーションが流れました。さらに、村木氏が自らの当選の可能性の低さをコメントしたり、予想外に当選したことを強調して紹介していました。
しかし、放送後、自民党の鈴木貴子氏がXで《新人議員のインタビューであたかも“当選する意志がなかった”かのように誘導するような構成に違和感を感じました》と番組の編集に対する違和感を指摘し、SNSで“偏向報道”を疑う声が続出する事態になりました」(スポーツ紙記者)
鈴木氏からの指摘を受け、番組は公式Xに文書を投稿し、《村木さんは比例代表単独候補ですので、名前の入ったタスキは使用しないのが通常の運用でした》と、認識不足があったことを認めて謝罪した。ただ、“偏向ナレーション”を謝罪する声明に関して、Xでは
《謝って済む問題じゃないで》
《誤った報道した時間分だけ、何を間違っていたのかを時間をかけて説明するコーナー作れ》
《訂正したからセーフじゃないよ。最初の一撃が一番広がるの分かってるだろ》
など、厳しい声があがっている。
「放送当日、番組のXアカウントが文書を出しましたが、画質が粗く、改行マークがついたままだったため、慌てて出したような印象を与えてしまったようです。番組である程度の放送時間を割く企画だったため、今後、問題の編集に関して、番組内できちんと伝える必要があると感じる人も多かったのでしょう」(芸能記者)
“不適切編集”が波紋を呼ぶ事態になっている。ただ、日本テレビが番組の編集をめぐって謝罪するのは、今回が初めてではない。
「2025年3月、バラエティ番組『月曜から夜ふかし』の街頭インタビューで、中国出身の女性が取材で話していない内容を意図的に編集し、『中国ではカラスを食べる』とねつ造して放送したことが発覚しました。この騒動を受けて、放送倫理・番組向上機構(BPO)が、放送倫理違反があったとする意見公開書を出す事態になったのです。
もちろん、バラエティ番組と報道番組の編集では異なる部分も多いですが、“ねつ造編集騒動”から1年足らずでまたしても制作サイドの姿勢が問題視されたことで、日本テレビの意識が疑われかねません」(同前)
『バンキシャ!』公式サイトでは、番組について《“納得感”と“発見”をお伝えするためにバンキシャ!はきょうも現場に飛びます》とつづっている。
お茶の間が“納得”する伝え方が求められるのは言うまでもない。
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