
活動休止を発表した山崎和佳奈(写真・公式サイトより)
2月16日、1996年の放送開始から30年を迎えた人気テレビアニメ『名探偵コナン』の公式サイトが、毛利蘭役の声優・山崎和佳奈の体調不良による活動休止を発表した。
「公式サイトのトップに『毛利蘭役・山崎和佳奈さんに関するお知らせ』とリンクが貼られています。PDF文書には《このたび、毛利蘭役を務めていただいている山崎和佳奈さんが、体調不良のため当面の間、活動を休止されることとなりました》と発表、《2026年3月14日放送分より、代役での出演に切り替わる予定》としています。代役は岡村明美さんが務めることになります」(芸能記者)
名探偵コナンに初回からレギュラー出演している山崎は、現在60歳。同志社大学工学部在学中から大阪の超人気劇団だった「劇団そとばこまち」に所属。生瀬勝久(当時は槍魔栗三助)の相手役として活動していた。
「芝居で食べていくのに限界を感じていた頃、声優の道もあると知り、養成所『青二塾』へ入所。ソフトウェア開発会社で会社員をしながら学んだ苦労人です。1991年に『緊急発進セイバーキッズ』の天神林ラン役で声優デビュー、1996年に毛利蘭役を勝ち取り、代表作となりました」(同前)
今回、代役となった岡村とは、こちらも人気アニメ『ONE PIECE』で共演、そして代役もしたことがある。麦わらの一味の航海士・ナミ役で知られる岡村が産休を取ることになり、一時休業したときにナミ役を演じたのが山崎だった。当時の状況を同志社大学通信2005年6月号のインタビューで明かしていた。
「岡村明美さんが産休を取られることになり、3カ月間だけ代役をしてほしいという依頼がありました。声質が違うのになぜ私なのかと不思議に思っていたところ、スタッフから『妹のピンチを姉が救うのは当然でしょう』と告げられました。私は、同じ作品でナミの義姉、ノジコ役を演じていたのです。思わず笑ってしまいましたが、視聴者に違和感を抱かせてはいけません。ビデオを繰り返し見て、彼女が作ってきた『ナミ』という役を研究し、なんとか切り抜けることができました」
“姉妹の絆”とも呼べるエピソードだ。そして、今回は姉のピンチを妹が救うことになったのだ。
Xでは山崎の回復を願う応援の声とともに、《ナミの代役に山崎和佳奈さん来た時あったよな 今回はその逆》《岡村明美は雰囲気を変えるのか?寄せるのか?》などの声が書き込まれていた。
「山崎さんは60歳、後任の岡村さんは56歳と共にキャリア十分。本作の現場を見渡せば、主役の高山みなみさんが61歳であるのを筆頭に、他のメインキャストも50代後半から60代の熟練揃いです。『サザエさん』や『ちびまる子ちゃん』と同様、今後は声優の代替わりが避けられないでしょう。一挙に刷新した『ドラえもん』方式はハードルが高いため、段階的にバトンを繋いでいく形になるのではないでしょうか」(前出・記者)
まずは山崎の元気な復活を祈るしかない。その間は“妹”がしっかりと役を守ってくれるはずだ。
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